半熟ババァ-雲の彼方に?-庶民の日常記

双子育児中のワーキングマザー。湘南茅ヶ崎在住(ただし北側)。えんやこら貯めてみせるぞ教育費。

母である以上、貧困シングルマザーとは切っても切れない関係になるのですよ…:日本の貧困

パジャマンで ウッドデッキに 出てしまう。

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私とてママですからね、そりゃ貧困シングルマザーとは切っても切れない関係です。

我が国の貧困が語られるたびに、シングルマザーが登場します。
ということは、いま現在は貧困でなくとも、シングルマザーとなれば貧困になる可能性が高いですね。

何かあったら、離婚するでしょ。フツーに。
さすれば我らもシングルマザーです。


控えめに言っても、すでに日本の庶民は貧乏ですから、貧困なんて、すぐですよ、すぐ。

だって、「手取り収入-住居費=8万5千円以下は貧困女子」とか言われちゃってるんですよ?
「人を気やすく貧困呼ばわりするんじゃないよ!」とでも言いたくなりますな。

 




ということもあり、貧困をテーマに扱う書籍やテレビ番組は、とても多いです。

そんな中でも、こちらの本は異彩を放っています。

 


日経新聞・日経ビジネスを経た日経のライターによる本ですが、本人が
「この本は日経だからこそなんだぞ(ドヤァ)」
というだけあって、他の貧困本とは一線を画しています。

貧困問題には、実に多様な原因があります。
女性労働や少子化よりも、広いかもしれない。

なので、様々な方面から攻め込まないと、貧困は説明できないですよねー。
そこんとこ、この本はうまいなと思いました。

支援団体や学者が書くと、自分の得意分野が中心になります。
所属先が大手でないライターだと、予算や時間や権威の都合で取材対象が限られてしまいます。
んで、池上彰だと、話がやさしくて薄い本になります。

いやはや、ページをめくるたびに、日経のネームバリューや予算や周囲スタッフの力を感じる。
福祉に対して損得や利益を持ち出すところなんかも、いい、すごくいいです。

さらには、
「書いてもお金にならないようなことは記事にしねーよ。
 この本に書いてない、お金にならないような要因がいっぱいあるんだぜ」

とか言っちゃうところも、実におもしろい。

平たく言って、
「自業自得で貧困やってるようなのは、記事にしても金にならない」
のだそうで。
なるほどね。

しかし、裏を返せば「自業自得と言われるような人を発生させないように頑張ろうぜ」と言っているようなもんなのですよ。
なんだよ、ずいぶんと愛情深いじゃないか。


例えば、私が夫のアル中に嫌気をさして、離婚して、子どもたちと生きていくうちに案の定の「貧困レベル」に到達したとするではないですか。
これ、「自己責任」「お前が悪い」で片づけられますね。

離婚したら、私は生活費を稼ぐために、けっこう長い時間働くことになりますね。
生活費を手に入れるだけで精いっぱいで、子どもに手をかけてあげられない。

そうすると子どもらは、みんなが塾に行ってる時間に、外でウロウロしたりして。
ほどなく、不良の団体行動に加わったりするかもしれません。(組織的な勧誘行動に引っかかるケース)
暴行、窃盗、薬物中毒、望まない妊娠、いくらでもすぐそばの世界にありますってば。

ビバ、貧困から負のスパイラル!
テンプレートの如く!


この本では、
「格差が広がると、貧困でない層にも危機感・重いストレスが生じて、心身を病む人が増える」
ということも述べられているのですが、なるほど、そうですね。
我々を取り巻くグレーの雰囲気の正体の一つには、それがあるんでしょうね!

ガンバロー、庶民。

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