ダサいワーママは疲れた顔をしている 半熟ババァ-雲の彼方に?-

フルタイム&実家の協力ナシで双子育児の保育園を乗り切った。子が小学生になり転職。湘南茅ヶ崎在住

そのパワハラはかなりお門違い… / 給料の上がらない理由



老齢年金制度が崩壊してるじゃないっすかー。

あれもちろん我々の賃金体系もそうで、人口と年齢カーブがダメなところに来ちゃったら、ダメ。

今、いーーーっぱい年寄りがいて、それを支えるいわゆる現役世代は猛スピードで減ってます。
そうはいっても、お国の年金制度は今完全破綻をさせられないので、支給されておりますが。
(次世代へ負担させる気満々)


一方で我々一般企業の賃金というのは、とてもフレキシブルに運用ができます。
年金と比べて。

会社も、年功序列×人口カーブという実にわかりやすい人件費高騰(=おじさんの賃金)で、いろいろやったじゃないですか。
派遣労働法にノリノリで乗りまくった人員構成とか、昇給・昇進の抑制とか、おじさんを安い賃金で再雇用するとか。

駄菓子菓子。
安い賃金で従業員を使いまくれるなんて、企業の偉い人は「大歓迎!」ですから、仮に懐事情が苦しくなくなっても、賃金を上げることはないですね。


人件費、抑制に次ぐ抑制。
そうすると、予想を上回るほどに、営業利益が出せたりする会社もあったりして。
ぉぃぉぃ。

我々だって、安くていい通信プランがあったら、そっちにしますよ。
「高いプランには高いだけの価値があるか?」
というと、その価値を見いだせる人というのもそんなに多くなくて。

よしんば、
「この大・薄給時代にこそ、独自アクション!
 うちの会社はいい給料を払って優秀な人材を確保するぞ!」
という会社があったとしても、それはごく一部の発展的な会社。
そこに求められる従業員も、我々のようなパンピーではないな、と、すぐわかります。


ということで、世の中の多くの会社の中には
「従業員にいい給料は払えないことになっている」
という不文律が存在します。

団塊世代の下もそうであったし、また、団塊ジュニア世代の下あたり、さらには人口カーブがことさらに厳しい若手層でも、不遇な構図がよくみられます。
人件費は決まってますからね。


といったところで、とあるパワハラの話につながるんですが。

「人件費は決まっているので、スタッフの給料は上がらない」
という大前提があります。

そうした時に。
正直に「人件費が決まっていて、給料上げられないんだ、ごめんよ」という偉い人もいれば、
企業の建前として「人件費のことは伏せなければ」という偉い人もいます。

多くの会社の大方針というものは、人件費のことなど伏せておきたいので、後者に偏ります。

駄菓子菓子、後者の中にも、
「人件費のことはもちろん伏せるんだけど、給料が上がらないことの説明をどうしようか?
 よし、スタッフが無能だから給料を上げないということにしよう!!」

という判断をする人がいるんですよ。

それはもう、パワハラの勢いで。
必要以上に。


このあいだ会社辞めちゃった友達も、コレ。


なんかコレが、いろんなところで、目に入っちゃうんだなぁ…。

「契約社員をずっとやっているのに、正社員に登用されない。
 数年前に正社員になった人よりも仕事はできているはずなのに…」
って場合は、前の人が正社員になった時にたまたま会社としての予算があっただけという空気を感じますよ。

契約社員で仕事がデキる人と給料の高さ、もしくは正社員になれるか否かは、残念ながらマッチしていない。


お店とかね。
最低時給で求人出してる店舗で、フツーに働いてる店員さんとその上司(先輩?)っぽい人がいてさ。
客がいるにもかかわらず、指導という名目でイビりはじめちゃう人がいたりして、とてもつらい。

客として居づらさを感じるだけでなく、社会の闇を感じます。



保育園でいつもつらそうな顔をしているママさんも、もしかしたらこんな目に合っているのか??
などと心配になっておりますこの頃です。


給料が増えないのは、個人の問題じゃないことが往々にしてありますよ。
それどころか、減る減る。
可処分所得、減りますよ。

これ決して他人ごとではないので、「節約生活!」と明るく言える精神状態でありたいのですが…。


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