ダサいワーママは疲れた顔をしている 半熟ババァ-雲の彼方に?-

フルタイム&実家の協力ナシで双子育児の保育園を乗り切った。子が小学生になり転職。湘南茅ヶ崎在住

貧困 子供のSOS 記者が聞いた、小さな叫び / 読売新聞社会部

 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

貧しさから進学をあきらめる子や、食事も満足にとれない子がいる。

家庭の経済状況で、子供の未来が左右されない社会を作るにはどうすべきか-。

大反響を呼んだ新聞連載に大幅加筆した痛切なドキュメント。

 

 

今から30年くらい昔には、ライフスタイルとして「ヤンキーがかっこいい」という一定ボリュームの文化が存在しました。

 

 

駄菓子菓子。

今、ヤンキーがかっこいいとか言ってる人は、ほとんどいない。

ダサい、カッコ悪い、なりたくない、というのが大多数の感想だと思います。

 

そんな時代である現在のヤンキーには、貧困や虐待という問題が絡んでいるのではないかという指摘が、この本ではなされています。

 

 

それから、望まぬ妊娠。

昨今動きのある「望まぬ妊娠に対するお国のケア」というものについて、報道があまり現実を直視した記事を書いているとは思えないのですよね…。

あえてその話題を避けている、という感じがします。

 

望まぬ妊娠の代表格といえば、10代、若い世代の妊娠です。

これは、「本人の無知・不勉強」ではなく、「社会がきちんと教育しなかった」という問題のような気がしてなりません。

貧困や虐待が教育を妨げるものであることは、容易に想像がつきます。

 

 

この本で最も印象的だったのは、

「進学校に行けた頭のいい子は、教師が虐待や貧困に気付きケアしてくれることが期待できる。

しかし『底辺校』では、家庭に問題のある子どもが多すぎて、到底ケアしきれるものではない」

という箇所です。

 

言われてみれば、本当にその通りだ。

なぜ格差が広がる、なぜそれが連鎖する。

今や日本では取り沙汰されないスラム街というものを事例に、みんなでもう一回考えたほうがいいのかもしれない。

 

小さいころはみんな一緒だ同じだと思っていたのに、いつのまにか分岐している人生です。

それは仕方がないとしても、貧困・虐待が、大切な幼少期~青少年期に落とす影は非常に暗くて重い。

気付くのが早い子は、小学校低学年くらいのころからスクールカーストやりますからね…。

 

 

 

もし大金が手に入ったら、ガーナに学校建てて、シングルマザー向けのシェアハウスを運営しようと思ってたのですが、地域の無料寺子屋も計画に加えることにします。

(大金、手に入りませんが)


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