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半熟ババァ-雲の彼方に?-庶民の日常記

双子育児中のワーキングマザー。湘南茅ヶ崎在住(ただし北側)。子の教育資金にあえぐ。

全世代が読むべき現代解説書:貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち [ 藤田孝典 ]

 

いやほんと、全世代が読むべき現代解説書。 著者はソーシャルワーカーなので、出版社の記者が取材して書いた本よりも、もっともっと内容が濃かった。 そんな中でも特に気になったこと。 ・日本は自殺志望者が多いだけじゃなくて、若者の自殺死亡率がダントツに高い。  アメリカ、フランス、ドイツなんかより、倍、生きにくい。 ・若者の失業率や非正規雇用率が高いのは、よその国でも同じ。  なんだけど、日本はやっぱり諸外国に比べて、政府が冷たい。 ・学費の高騰は、かなり巧妙に仕組まれた罠。  1990年代以降もガンガン上がってるよー。 ・フィギアスケーターの選手養成は、ひとりあたり数千万円~億単位。  その前に、今日食べるゴハンのない子を救済する作戦とかやらないの? ・海外は、住宅手当が厚かった。  ていうか、現代日本が薄くなりすぎた。  今「ガタガタ」と言われているイタリアと同じくらい、住宅に関する庶民の懐具合が悪い。 大前研一の本にあるように、日本がスペシャルな復活を遂げてくれればいいのかもよ? でもそれって、実現できると思う? 厳しいと思いますよ。 【内容情報】(出版社より) 「貧困世代(プア・ジェネレーション)」は下流老人よりも悲惨だ! 「現在の若者たちはもはや、ロスト・ジェネレーションのような一時的な就職難や一過性の困難に置かれているのではない。雇用環境の激変を一因とする、一生涯の貧困が宿命づけられている。 若者たちは何らかの政策や支援環境の再編がない限り、ワーキングプアから抜け出せないことも増えてきている。 ここでわたしは、現代の若者たちは一過性の困難に直面しているばかりではなく、その後も続く生活の様々な困難さや貧困を抱え続けてしまっている世代であると指摘したい。彼らは自力ではもはや避けようがない、日本社会から強いられた貧困に直面している。日本史上でも類を見ない、特異な世代である。 だからこそわたしは、彼らの世代を、『貧困世代(プア・ジェネレーション)』と総称することにした」(「はじめに」より) 大多数の若者たちは、現代日本の社会構造のおかげで、夢や希望を叶える活力を持ちながらも、それを生かせずにもがいている。しかも悪いことに、若者たちは支援が必要な存在だと認識されておらず、社会福祉の対象としては扱われてこなかった。 貧困世代約3600万人はまるで、日本社会がつくった監獄に閉じ込められている囚人のようである。 若者は働けば収入を得られる、若者は家族が助けてくれる、若者は元気で健康である、昔の若者のほうが大変だった、若者の苦労は一時的なものだ・・・・・・こうした「大人の言説」はすべて間違っている。 本書では、所持金13円で野宿していた栄養失調状態の20代男性、生活保護を受けながら生きる30代女性、ブラック企業でうつ病を患った20代男性、脱法ハウスで暮らさざるを得ない20代男性の事例などの、筆者自らが聞き取った体験談を分析し、いかに若者が社会からこき使われ、疲れ果て、貧困に至っているのかを書き尽くす。 貧困世代のつらさを全国民が深く理解し、いびつな社会構造を変えなければ、下流老人も含めた日本固有の貧困問題は絶対に解決しない。 はじめに 第1章 社会から傷つけられている若者=弱者(じゃくしゃ) 第2章 大人が貧困をわからない悲劇 第3章 学べない悲劇ーーブラックバイトと奨学金問題 第4章 住めない悲劇ーー貧困世代の抱える住宅問題 第5章 社会構造を変えなければ、貧困世代は決して救われない おわりに
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