
子どもや自分の病気で、欠勤が多いです。(実際は年次有給休暇ですが)
職場に対して非常~~~に申し訳なく思っており、もっとちゃんと出勤できないもんかなー、と、頭を悩ませております。
そんなところで。
フルタイムの1日の欠勤は、▲2h時短ママの4日分なんですよね。
そう、労働時間的には、▲2h時短ママというのは、フルタイム勤務人が4日働いて1日+2h欠勤しているのと同じです。
1日8h労働×週5日=40h
1日6hという時短労働×週5日=30h
この差10h。
8h(1日)と2hです。
う~~~ん。
けっこう残酷だなあ。
誰にとって残酷かというと、時短ワーママは「自分たちにとって残酷だ!」って言うに決まってるんですけど…
これ、他のフルタイム労働者にとってかなり残酷なんじゃないかと。
「保育園の時間がそうなんだから、時短になっても仕方がないじゃないか!」
という意見には、私も大賛成です。
電車・バスを乗り継いで、ときにはダイヤの乱れもある中で、懸命に子どもの待つ保育園に滑り込んでいるママさんを見ると、本当に頭が下がります。
けど問題はねー、
世の中、そういう真面目なママさんばっかじゃないってことですよ。
残念なことですが。
この問題を踏まえると、「▲2h時短で、4日働いて1日+2h欠勤しているのと同じ勤務時間が可能」という権利の行使は、
「私は子どもがいるから時短勤務をする権利があるのよ!」
って人と、
「私だって労働時間を減らしたい。でも、子どもがいないから許されない」
って人にわかれちゃうわけですよ。
フツー、子どものいない人が労働時間を減らしたいと思ったら、会社員をやめてパートにでもならないといけないですよ。
基本年俸1,000万円のワーキングマザーが、▲2h時短(75%労働)で働いて年収750万円。
これが年俸500万円でも、時短年収375万円。
もう一度いいますが、フツーは、労働時間を減らしたかったら会社員をやめてパートするくらいしか道がないじゃないですか。
そうなったら、絶対にこんな給料稼げませんよね?
世の中が、前述の「保育園と仕事の都合を頑張って両立させている真面目なママさん」みたいな人ばかりだったら、「そうですね、次世代を育成したゆまぬ努力を続けるあの方に対する社会的政策として適切ですね」という考え方ができます。
少なくとも、私はそう考えています。
駄菓子菓子、世の中、そういう真面目なママさんばっかじゃないんですよ。
はー…。
むしろ、いままで専業主婦がウヨウヨいたこの国で、女性たちが「働くぞ!」「働けや!」と大挙をなして労働市場へ押し寄せてたという事実を、大いにほめるてあげるべきなのでしょうか。
私利私欲のために時短してるワーママみたいなことを野郎(男)がやったら、ソッコーで社会不適合者扱いですけどね。
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