先日、インドのワーキングマザーと時差で仕事をしたらいいんじゃないかというような話を書きました。
そんなインドでは、女性の性犯罪被害が凄惨を極めます。
先日は、このような悲惨な事件がありました。
私はこの報道記事を読んでめちゃくちゃ怒り狂っていたのですが、周囲ではついぞ話題になりませんでした。
こんなことがあっていいわけがないだろう!!!!!(怒)
「保育園落ちた日本死ね」よりもっと深刻な事態です。
なのに、騒ぎにならない。
もっとすごい騒ぎになると思ったのに。
それがまたムカつくので、こうして蒸し返してここに書いている次第です。
日本でこんなことが起きたならば、誰もが黙っちゃいない。
女は怒髪天を衝くし、男だって「男として風上にも置けぬ犯罪者め!」と怒りますよ。
日本じゃほとんど全員と言っていいほどの皆が、そんなことは、しない、させない、許さないのです。
駄菓子菓子、インドは違う。
インドというお国柄においては、犯罪に対するモラルの低さが蔓延しています。
とても21世紀のIT大国とは到底思えぬような有様です。
インドで女性の性犯罪被害が多いことについては、カースト、男尊女卑風潮、警察の腐敗の他に、「インド特有のトイレ事情がその根底にある」という説もあります。
インドでは、家にトイレがないことが珍しくない。
家にトイレがないから、人けのないところだろうと、夜だろうと、用を足したくなったら外へ出なければならないのです。
そうやってトイレのために外へ出る女性が性犯罪に巻き込まれるというケースが、後を絶たない。
こんなことが、インドじゃ「よくある話」なのですよ。
それだけ犯罪者がいれば、我も我もと犯行が蔓延します。
犯罪被害は、全然なくならない。
「そんな遠い外国のことなんか、私たちが騒いだって変わらない」
とかいう態度の人がたくさんいますけど、いったい何を言っているのだ。
日本ほど影響力のある国は、そうそうないじゃないか!!
すっごい影響力あるよ、日本。
ここで、全国の幼稚園スクールバス送迎ママ友井戸端会議の話題が、ぜーーーんぶインドの性犯罪被害について真面目に語らうものであったら、どうなるよ?
ママ友同士のSNSだけでなく、SNSからの転用型大好きな各種メディアが、頼まなくとも騒ぎ立ててくれますよ。
それがインドの誰かの耳に入ってごらん。
「「あのJAPANが我々のことを!?」」
となること必至です。
インドのアニメ好きの少女が、
「このアニメを作ったJAPANの人が、私たちのことを!?」
インドの忍者好きの少年が、
「JAPANのクノイチたちが、僕らの国のことを!?」
インドで日系産業に頼らざるを得ない政財界の重鎮が、
「スズキを産んだ人々が、我々の国のことを!?」
って、なるじゃん。
ナメちゃいけねーよ、日本の影響力を。
アニメが、忍者が、日系企業が好きで日本にやってきてる外国人が、一体どれだけいると思っているんだ。
10年後、20年後に、日本のアニメを見て育った少女が、政界で活躍することだって十二分に考えられます。
近い未来に、インドの少女がノーベル平和賞を受賞するかもしれない。
戦ってるのは、パキスタンの「私はマララ」だけじゃないんですよ!
これから先、インドがトイレ環境改善のために日本に協力を申し出てきたら。
その時はモリタエコノスのバキュームカー技術を何万台分でも提供すればいいのです。
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