「小説家になろう」や「アルファポリス刊(書籍化したいブログを大募集!【アルファポリス】 のところ)」といった人気web連載小説。
「この作品が面白い!」という評判で読みに行くと…
異世界トリップ(別の世界に突然飛ばされてしまう)や転生(生まれ変わったら別世界)ものが多いです。
そういう小説のお決まりパターンは、
「現代日本にいた自分の知識を応用して、新しい世界で役に立つことをする」
なのです。
ほんとに、このパターンの作品が人気!
ってことは、多くの人の理想が、
「ここではないどこかで、何か役に立つことができたらうれしい」
ってことなんですね。
なんだよ、優しいじゃないか(笑)。
思い当たる節、ありません?
あるあるある。
日本で生活していて、近所の貧困家庭にポケットマネーで月1万円あげたいと思いますか?
それはちょっとなー、って気がしますよね。
でも、
「あなたの手元にある300ポイントが、発展途上国でワクチン〇本分(すごい)になります」
「そのポイントを寄付してくれたら、あの国の災害復興のために〇〇(すごい)できます」
って言われると、
「じゃあ、このポイント使ってすごいやつお願いします」
って気になる。
この国ではないどこかの国のほうが、断然役に立っている気になれるし、やってて面白い。
日本円の価値のおかげで。
先進国って、途上国から見ればナメック星でのフリーザ軍の戦闘能力インフレーションみたいなもんじゃないですか。
フリーザ軍に在籍してたら、ラディッツやナッパがザコなんですよ!
でも、ラディッツやナッパは、桃白白(タオパイパイ)よりず~~~っと強いのです!!
あのタオパイパイよりもですよ、タオパイパイ!
小説家になろうやアルファポリスで人気の、
「ここではないどこかで、何か役に立つことができたらうれしい」
という気持ちからの応援、いいと思いますよ。
暴れん坊将軍しかり、スーパーマンしかり、人間とは昔から弱きを助けが好きなのです。
「小説家になろう」や「アルファポリス刊」は、おなじみパターンが増えすぎて特色がなくなってきたのが残念です。
でも、どんどん進化してほしい。
面白いものがこれからも出てくるはずです。
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