子どもがまだこのくらいの赤ちゃんだったころ、産休中でした。
産休中(産後4ヶ月の途中まで)は、なんだかんだで今より時間がありましたね。
こんな絵をかいてたくらいですから。
駄菓子菓子、ご多分に漏れずで復職後はほとんど絵を描かなくなりました。
やっぱ忙しーわな、仕事と家庭の両立!
時間のなさに拍車がかかり、生命の維持で手一杯です。
ははは。
子どもが可愛かったり、また子どもが可愛いことをやっていたりすると、そんな姿を絵に描いたりマンガにしてみたりしたくはなりますが、時間がないものはない。
それをやっちゃうと、生活に支障が出ます。
子どもと一緒にいろんなところに出掛けたいとか、もっといろんなことをしてあげたいとか、いろんな共働き世帯で様々な夢が散りまくっているとは推察いたしますが、無理なもんは無理。
皆、日々の生活や、それ以前の生命の維持でいっぱいいっぱいです。
そりゃあとから人生を振り返れば、
「子どもが小さくて可愛いうちに、もっと手をかけてあげればよかった」
ってなるでしょうが、無理なもんは無理。
そこで、3歳児の一瞬の可愛さと、労働者人生を引き換えにしたら、ダメだと思うのですよ。
私に限らず、保育園に子どもを預けて働くワーキングマザーがいるというのはそういうことです。
「幼児期の一瞬の可愛さと労働者人生を引き換えにする?
さすがにそれはダメだ!」
と思うからこそ、我々は働いているのです。
ただでさえ日本は、女性の再就職後の収入ダウンが超~厳しい国ですからね。(野郎の再就職よりももっと残酷)
子どもがかわいくてその姿をたっぷりと見たいと思ったからって、仕事辞めちゃったら収入を失いますよ。
たとえば、年収350万円の正社員をやっていたとしたらの単純計算。
子どもが18歳になるまで正社員を継続したなら、6,300万円。
出産で退職→子どもが小学生になるまで専業主婦→その後パートフルタイム復職年収170万円×12年なら、2,040万円です。
収入1/3の純情な感情と言ったところでしょうか。
単純計算ですけど、純情な感情が空回りしそうです。
これで失った収入4,000万円以上が子どもの進学等の将来に悪影響を出したら、将来子どもに恨まれることになるんじゃないかと。
私は子どもが教育を受ける機会というのは、その後の人生に大きくかかわると実感しています。
しかもそれは、私たちの時代とは違う方向に変わったのではなく、さらに拍車がかかっているではありませんか。
3歳頃までにくれる可愛さと引き換えに、その後の子どもの80年の人生、台無しにできますか?
いいえ、できません。
だから、しんどくても、働く。
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