先日、双子がそれぞれ別の疾病になりまして、家族4人でぞろりぞろりと病院へ行きました。
そこで、病院から薬局まで一緒だったご家族がいらっしゃいまして。
両親と、こどものきょうだい(4歳と1歳くらい)の4人家族です。
お父さんは、ずーっとスマホゲームに没頭しており、ゲームに対してしばしば憤っていました。
お子さまたちはチビッコなので、待合室でおとなしく待っていることは不可能なのですが、いよいよマナーがよろしくない局面になってもスマホ画面から顔をあげません。
それを見ていた夫が、
「あのお父さん、底辺だな!」
と聞こえよがしに言い始めました。
うーん?
はたしてそうかー?
病院に付き添うだけマシなんじゃないんですかね。
底辺のお父さんというのは、病院の付添いには来ず、家でスマホゲームやるなり競馬行くなりしてんじゃないでしょうか。
うちの夫は
「俺はすごいイクメン!イケダン!」
と言いたいだけなので、放っておきます。
こっちにしてみれば、スマホ依存症もアルコール依存症も、どっちも勘弁ですよ。
それにつけても、世のスマホ依存症には目を見張るものがありますね。
IRリゾート(カジノの件)に関連して、ギャンブル依存症の各国統計の新聞記事が出ていましたが、日本人はギャンブル依存症の割合が多いんだそうです。
比較対象は欧米諸国だったので、もしかしたらアジア人の特徴なのかもしれません。
アジア人は民族の遺伝子的な要素で、メンタルヘルスがアレな傾向があるので、それに関連している気がしなくもない。
(「パックンみたいな欧米人は肌の色素が薄い」とか、「ウサイン・ボルトやボビー・オロゴンのように黒人には筋肉が発達している人が多い」みたいなもんです)
だったらなおのこと、アジア人・日本人はスマホとの付き合い方に慎重にならなくてはなりません。
ちょっと考えても、あの小さい画面に顔面を近づけて食い入る姿勢は、目・首・肩の健康に悪いです。
一般市民に普及して5年くらいたちますんで、そろそろ仰天の健康被害レポートが出そうですよね。
さて、待合室でスマホゲームに没頭していたあのお父さん。
携帯電話の文明が10年前の水準だったら、何をやっていたのでしょうか?
ええ、ガラケーの今よりも弱毒な中毒性、なによりゲームの品質も持続可能性も低レベルだった時代です。
スマホがなければ、あのお父さんは子どもと別のことをしていたんじゃないかと、私は思うのですよ。
だって、なんだかんだいって、病院~薬局まで、ついてきているんですもの。
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