双子親は、わりといます。
とはいえ、双子の出現率は出産に対して1%程度ですから、珍しい部類ではあります。
よく聞かれるんですが、
「双子にきょうだいという感覚があるのか?」
「姉、妹、という意識があるのか?」
と。
これについて、「我が家の場合」でお答えするでござる。
(双子といっても十世帯十色(十人十色)でござるが)
双子に対して
「チミたちは双子だから、姉とか妹は関係ありません。
双子は双子です」
と教え平等に接していても、双子は周囲から「一般のきょうだい概論」を得てしまい、きょうだいとして振る舞いたがります!
我が家の場合は、長女は姉っぽく、次女は妹全開で振る舞っています…!
なんてこったい(´Д`;)
子どもらももう4歳児の年度ですから、周りには「同じ保育園内に下のきょうだいがいるお友達」が存在するのですよ。
そうすると、下のきょうだいというのが、めちゃめちゃ可愛がられる。
「○○君の妹が小さくて可愛い」
「○○ちゃんの弟が甘えんぼで可愛い」
等々、等々。
するとですねー、我が家でいうと次女ポジションの女児が、
「次女は妹なの!
かわいいの!
優しくされるべきなの!!
甘やかされるべきなの!!!」
と、妹であることを猛アピールしてくるのです。
ええ、猛アピールです。
毎晩毎晩、
「い も う と ーーーー!」
って、叫んでます。ハイ。
「いやいや、チミの場合は双子だから」
と説得を試みるも、次女の妹アピールはスピードが緩むことなき暴走特急です。
暴走特急は危ないですよ。
機関車トーマスでしばしばみられる脱線劇に発展しかねません。
ふー。
双子育児がしんどい時もありましたが、そのたびに私は三つ子様・四つ子様という存在に励まされてきました。
三つ子は、絶対に双子よりも大変。
双子など、序の口。
産むときもハンパない母体ダメージだろうし、産んでからだってモチノロンでの大変さですとばい!
双子出産でリアルに死に掛け、目下、双子育児に体力の限界を感じている私としましては、三つ子・四つ子のご家庭は「人知を越えた神に限りなく近い領域」なのであります。
拝。