今週のお題「体調管理」
我々の親の世代というのはいわゆる高度成長時代で、サラリーマンの給料は自動的な感覚で上がっていきました。
専業主婦と子ども複数人を養って足りる世帯年収として。
今はそういう時代ではないですね。
おそらく労働者の大多数が、生活苦しい。
そんなところに、前時代(高度成長期)の感覚でオッサン連中からあれやこれや言われると、とても嫌な思いをするものです。
それこそ「我々の納める年金で、お前らがメシを食うな」くらいの反発心は出ますわな。
「その給料、ホントに労働に見合ってる?」と疑問に思うことが多々あります。
コンビニや飲食店に老害が現れて業務妨害をしているのを見ると、店員さんが気の毒。
カフェ・ドゥ・マゴの老害に代表される、アレら。一体なんなんだ。
飲食店のレジは、時給の高い仕事ではないです。
加えて、嫌な思いをしても、給料上がっていかない。
マクドナルドが従業員の給料を上げたからと言って、今すぐどこの飲食産業でも時給が上がるということは、ないです。
残念ながら。
そうあっては欲しいけれど。
現実は、「ちゃんと働こう!」って思っても、時給の高くない仕事でしか採用してもらえないという労働市場なわけで。
病むわ~。
これは精神病むわ~。
「体調管理、どうしてる?」っていうと、「風邪ひかないように」なんて話になりがちだけど、メンタルヘルスのほうがよっぽど。
注意しないとイカンわ。
この間海外に暮らしたことのある人の本で読んだんだけど、タイとか東南アジアのほうのコンビニや飲食店では、人がもっとダラダラ働いているらしいですね。
小さいコンビニに、何人も人がいて、ダラダラとおしゃべりをしながら仕事をするのが当たり前。
接客も、テキトー。
このことと比較すると、日本のコンビニや飲食店て、神経質というか、最低賃金時給のバイトや非正規社員の立場に「ニッポンのおもてなし」を全力で強いているように感じます。
もっとストレスの少ない働き方でもいいんじゃないでしょうか?
働いている人もそうだし、買いに行く私たちも。
それこそ東南アジアのコンビニや、昭和時代の商店街のおばちゃんをモデルにしていいんじゃないの?
「アラー、オハヨー! ピッピッ♪ あいよ、500円」
てな軽いノリの。
商品がなくたって、深く謝罪することなんかないわけで、
「あらやだ~、品切れだわ~」
でいいんですよ。
我々が学生の頃って、まだまだ「ヘラヘラしたバイト」が存在しました。
最低賃金の時給だったら、本当は、あの程度の人材でよかったんじゃないでしょうか?
安い賃金に、過度なストレスを突っ込んじゃいけないよ。
それって、安い賃金の仕事じゃないよ。
「それなりの給料をもらわなければ我慢できない仕事」には、それなりの賃金がなきゃ、本当はおかしい。
それなりにお金もらってれば、ある程度は我慢できることって少なからずあるではないですか。
もしそこで、「与えられる賃金などない」というなら、最低賃金クラスの仕事のレベルというのは、もっと下がるべきじゃないでしょうか?
そんなところで
「そんなんじゃ客商売にならないぞ!」
「ヘラヘラしたバイトは不愉快だ!」
と我々が不快感をあらわにしてしまったら、それこそが”最低賃金に「ニッポンのおもてなし」を全力で強いている”ことにつながりますね。
中古の軽自動車に乗って新車ディーラーで威張るのもヘンだし、
ハイエイジ未婚が「白馬の王子様」ならぬ「高級外車のベンチャー社長」と結婚できるはずとのたまうのもヘン。
それらと同じくらいのレベルに、”非正規に「ニッポンのおもてなし」を全力で強いている”という神経質な国民性がキちゃってるんじゃないかと思いました。
どうしたらいいと思う?
私はまず、自分がコンビニやスーパーで買い物するときに、おもてなし的なものを望まないようにしときます。
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