この人ちょっと私ににてる!(笑)
実際に似てると言われるのは東京島 [ 木村多江 ]ですが…
ワーキングマザーの労働力って、安く買いたたかれるものです。
以下、典型的な求人広告の例なんですがー…
新しくコンビニができるそうで、従業員を募集していました。
その際の時給がこちら。
6:00~9:00 | 1060円 |
9:00~15:00 |
960円 |
15:00~22:00 | 980円 |
22:00~翌6:00 | 1200円 |
深夜がお手当てつきなのはリョーカイなんですけど、相変わらず育児中の母親が働ける時間というのは、底値。
このコンビニは15時で区切ってました。
(神奈川県の最低時給は956円なので、刻んでこないだけ良心的なのか…
956円できっちり最低時給を刻んでくる求人も、多数。)
これ、現代に限った話ではなく、私の知る限り20年以上前から。
私がバイトしてる頃から、育児中の母親が働ける時間帯の時給は、低かった。
小遣い稼ぎたいだけの学生バイトのほうが、生活をかけて労働に励む年長パート女性(=ワーキングマザー)よりも、時給が高いんですよ。
学生バイトの方が時給の分だけものすごい活躍を見せるのかっつーと、そんなわけはなく。
なーいないない。
パートさん方がちゃんとしてた。
若さと常識のなさには相関関係がありますんで、パートのワーキングマザーのほうがしっかりしていましたよ。
連日「働き方改革」について取りざたされていますが、そこで「パートのワーキングマザーが生活を支えていくためには!?」という議論が熱く交わされている気配って、ないですね。
どうなんでしょ。実はやってるんですかね?
労働というもの自体が「支配階級が肥えるために構築された社会システム」だから、こっから抜け出すのは容易じゃないっつーのは仕方がない。
我々労働階級は、働くしかないですよ。
(統治なくして各々が好き勝手にダラダラ暮らしてたら、1人1人が国家的な責任を持たなくちゃならなくなって大変なので…。)
駄菓子菓子、それにしても昨今の非正規雇用の多さと、ワーキングマザーの稼げなさと、国民皆がフルパワーの総労働しないと一世帯が生活できないという状況が、ヤバい。
ヤバすぎるぜ。
こりゃまるで、アンパン、食パン、カレーパンのトリプルパンチだ。(アンパンマンにはそういう必殺技がある)
それにしても、非正規雇用の時給のハナシ。
「パートのワーキングマザーは、いくら仕事ができても最低時給。
ワーママの働けない時間は、バカでも高い時給あげるからね♪」
ってのは、すごく人の尊厳を傷つけるんじゃないでしょうか。
どー思う?
実際にバイトしてた時に思ったけど、20年以上前の価格で、
パートのワーキングマザーが時給750円
学生の夕方~19時のバイトが時給900円
これって、間を取ってALL800円台とかじゃ、だめだったの?
ダメだったから最低時給が上がったんでしょうけれども、いまだに思い出すたびに胸が締め付けられる気持ちですよ…。
それでも私のバイトしてたところのパートさんは、学生バイトに意地悪したりなんかしなかったし、困ってる時にいつも助けてくれていたのにさ…。
「労働力を安く買いたたく時間 = ワーキングマザーがパートに出られる時間」の完全一致って、どうよ?
これについてはまだまだ言いたいことがあるので、また今度!