VERYはどんな雑誌かということを、小島慶子サンが連載エッセイで述べています。
夫が憎い。
でもタキマキさんが持っている特注のピーカブーが欲しい。
夫が憎い。
でも子どもを私立に入れて、ネイビーのワンピで保護者会に出たい。
じゃあやっぱり別れないで、今の生活水準を維持しよう。
夫の年収は、人より上の暮らしを手に入れるための原資なのです。
ほんとに書いてあるんだってば。
ピーカブーって、フェンディのバッグの名前です。
いわゆる、おブランドバッグ。
服飾ブランドのピーカブーではありません。値段見て腰抜かしあそばせ。
タキマキサンというのは、VERY専属のモデルさんです。
本業のモデルさんですから、ファッションにかけるお金とかスポンサーの付き方は、常人とは別次元です。
タキマキサンの100足に及ぶ靴のコレクションも、そういう仕事のトップクラスに位置する人だからこそ、当たり前のように公開できるんでしょうけどね~。
叶姉妹もたくさんの服を持っていて、週刊誌の記者から「そんなに持っていても着れないでしょう」とか言われていたけれど、叶姉妹はそれが仕事の一部です(服飾は「コレクション」です)
だから、一般人が真似するものではないのですけれど、小島慶子サンのおっしゃることにはVERY妻には「人より上の暮らしを手に入れるための原資」があり、タキマキさんの真似をしたいのですと…。
VERYって、ジニ係数がアカンことになっている具体例大集合ですな。
原資といえば。
VERY界隈、入学・入園や学校・園行事では、富の象徴とばかりにブランドバッグが乱舞しております。
エルメスのケリーやボリード、冒頭に出てきましたフェンディのピーカブー。
何十万円、百万円といった価格スケールは大学の入学金や年間授業料に匹敵する価格感覚です。
富があるVERY妻の皆さんにとっては当たり前のモノなのかもしれませんが、一般人にとっては「ジニ係数…」と感じるだけです。
ラピュタの飛行石を「ワシには刺激が強すぎる」と敬遠したラピュタのポムじいさんの気持ちに近いです。
湘南レベルの片田舎だと、ブランドバッグといえば土着のマイルドヤンキー経産婦が、ヴィトンのモノグラムやダミエを持ってるのが主ですね。
モノグラムやダミエのオバちゃんは、底辺のスーパーマーケットでも、よく見かける光景です。
ここでの茶髪率とデブ率の高さは目を見張るものがあります。
”リーマムのバッグの中身全部見せ!”も、ブランドバッグの自慢会ですしね。そのお金があったら、一家団欒のファミレス食事会が何回できるだろうか。
いや、家で食ったらもっと安く済むし。
なお、昨今のファミリーレストランも、茶髪率とデブ率の高さに目を見張るものがあります(爆)。
それにしても幼稚園や小学校のドレスコードとして伊勢丹で8000円の布袋を買ったりしなくちゃならないとは、VERY妻の皆さんはお金がかかりますね。
(伊勢丹の布袋は、楽天で売ってる激安葬式バッグのオマケについてるヤツにしか見えないのですけれど)
母親がダブルワークやってる貧困家庭の本読んでからVERYが目に入ると、心がすさむな。