よく「給料上がんないね~」と言いますが、その実、給料はよく下がるものなのです。
4月なんかね、年度の切り替わりだから、よく下がる。
下がる下がる。
売り上げが上がったとしても、給料は下げたい。
それが会社というものです。
給料を下げる理由って、全然「経営悪化」とかじゃないですよねー。
会社はいつだって、人件費削減したいもんねー。
従業員にばれないように、実質的に賃金下げ。
このムーブメントは、もうだいぶ前から取り入れられています。
10年・20年前の平均年収と比べて、我々の収入は減っています。
この話は、だいぶ有名になりました。
でも、まだ「生涯賃金」にメス入ってないよね?
生涯賃金、ヤバいよ。
コレ、ものすごい減りましたよ。
将来もらう給料の額がわからないから実感できないけど、少なくともウン千万円単位で減ってます。
それは間違いない。
会社はもちろん、
「従業員の生涯賃金を計画的にわかりにくく下げてやったぜ!
正社員の採用をやめて、安く使える非正規を増やしたぜ!
人件費削減、アッハハハ~♪」
ですよ。
経営悪化してない会社でも、フツーにやってます。
「生涯賃金」というと、深い関連がある(とまことしやかに言われている)のが、大学進学。
お国は、
「大学のような高水準の教育は生涯賃金を上げるためのものだから、そこに支援はしたくない。
親が切り詰めるなり、奨学金で借金するなりして、自分で努力してください」
とよく言います。
大学、行っても行かなくても、生涯賃金高くならないんじゃないのかな?
てか、生涯賃金なんか、だれも高くならないんじゃないかな?
そこんとこ、どうなの。
それにしてもキッツイわ、子どもの教育費。
貯蓄を放棄しちゃうと、大学の授業料がなくなっちゃう。
絶賛、生活圧迫中です。