
こんなニュースがありまして…。
<5歳男児はねられ死亡、18歳の女子高生が運転する車に...。富山・射水市>
https://news.biglobe.ne.jp/topics/domestic/0324/31466.html
世間では、女子高生、次に親へと非難が集中してしまっているけれど、それは違うと思うのですよ。
このニュースを読んで、我々「母」目線だったら、どう思いますよ?
私は免許取り立て18歳ではないけれど、5歳男児(フリースタイル)を車で避けきれる気がしません。
同時に。
自分の子どもが5歳男児だったら、常に捕縛しておける自信がありません。
真剣にさ、こういう事故、どうやったら防げると思う?「母」目線で。
運転手が5歳男児を避けるのも無理、親が5歳男児を捕縛しておくのも無理。
もちろんのこと、5歳男児はあらゆるものに向かって猛突進です。
いかん。
自動車がマシュマロでできてないと、誰も無事ではいられないレベルだ。
もしくは、5歳男児に自動的に発動するバリアでも開発しなければ。
犬みたいに首輪とリードをつけることを義務化しなくては。
もー、むちゃくちゃですよ。
でも、そんなむちゃくちゃなコトが、日常として存在しているわけです。
ええ、間違いなく日常。
交通事故による死傷は「特に不運なケース」と言わざるを得ませんが、これは日常の延長です。
どこかの誰かの、特別な世界ではありません。
私たちが普通に暮らしている世界の話です。
新年度、新たなる交通事情に触れる機会の多い時期です。
ほんと、気をつけないと。
「あの時、富山で5歳の男の子が亡くなった」。
これを心にとどめておくだけでも、意識の変化から、結果的に事故を防ぐことができるかもしれません。
事故って、何も起きていないときには、残念ながら防ぐことの大切さが実感できないですよね…。
5歳の男の子のご冥福をお祈りしつつ、交通安全を願う次第です。
身に迫る危機でいうと、「プリウスのジジイ」が最も危ないのですけれど。