ひとえに「子どもひとりにかかる教育費は1千万円」と言われておりますが、あれはウソですね。
おそらく、1千万円では足りません。
そんな疑いを常々抱いておりましたが、この本を読んだら決定的に。
子ども格差の経済学 「塾、習い事」に行ける子・行けない子
(ほかにもいろんな本があるので、金額の参考にするのはこの本じゃなくていいです)
ヤッパリタリナイヨー(´・ω・`)
ということで、経済的に予断を許さない状況です。
グハァ。
「金がないなら大学へ行かせなきゃいいじゃないか」というのは、すでに選択肢として消されかけています。
中学までが義務教育である現代日本において、
「金がないなら、高校へ行かせずに、就職させればいいじゃないか」
がどれだけ通用しないものか。
今、高校進学率は97%です。
かたや、大学進学率は57%。
これって、1960年の高校進学率と、同じ。
具体的には、昭和20年生まれが、高校進学率57%だった。
どう?この世代で高校へ進学した人、たくさんいるよね。
これが、現在においての大学進学率に相当します。
うーん。
怖いな。
「金がないなら大学へ行かせなきゃいいじゃないか」という選択肢って、そもそもで、ホントは親にはナイものなんですよ。
大学進学は誰のためって、本人のためですから。
しかも、これからの大学生って、法律的にも成人になりますよね。
親はスポンサーに過ぎないです。
(あとは保護者というより保証人としての書類上の手続きサイン)
現在の高校進学が、水道を引かない、ガスを導入しない、というレベルだとすると、大学ってどんくらいまで来てるでしょうか?
近しいところでは、2~3年前のスマホ普及率まで来ています。
あらたいへん。
子どもの教育費は絶対にかかるという前提で生活して、思ったより少なかったらラッキー、くらいに考えておかねばならないのでござる。
さー、どうしようね。
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