先日の「女子中高生が『iPhone持ってないと学校でいじめにあう』とか抜かしてる件」ですが、コレは間違いなく、日本の大人に問題がありますよね。
海外のメジャーな地域で暮らしした人に聞くと必ず教えてもらえるけど、日本人の多様性のなさってすごいもんね。
単一民族だからなのか、「ともかくみんな同じが好きすぎだ」と、しばしば指摘されます。
私は日本の、しかも自分の生活圏周辺しか知らないので、そういう「ともかくみんな同じが好き」の一員に間違いありません。
それでまた始末の悪いことに、iPhoneはあまりに高価すぎるおブランド品。
電子機器として3年くらいしか使えないであろう物体(しかもパソコンより使いにくくてロースペック!)に十何万円ナリ。
日本におけるブランド信仰、あなおそろしやです。
駄菓子菓~子。
身に覚えが、いろいろありますねー。
その代表格が、やっぱりブランド信仰だと思います。
いくら「クムホのナントカというタイヤがいいよ」と言われても、ヨコハマのアドバンとか、ブリジストンのポテンザを買うもんね。
もとい。
さすがにチョコレートのゴディバくらいになってくると、
「ゴディバは雰囲気代が高いよな、自分で買うなら、断然、もっと安くていい味のチョコレートがいいさ」
ってなります。
駄菓子菓子!
自分用はそうだとしても、夫の親族宅に持って行かなければならないときには、ゴディバになってしまいます。
夫から、
「ゴディバにするように」
という指示が出るのですよ。
うわー!
うわー!って思うんですけど、このうわー!には、
「湘南・茅ヶ崎ブランドがゴディバに負けた!!!」
のうわー!が含まれます。
残念ながら、「ブランドものにこだわるのは心が乱れている証拠だ」という、「欲を捨てた思考」はできないのです、私。
なんかもう、
「私の推しブランドが負けた!!??」
というブランドバトルなんですよ。
「ゴディバより安くていい味のチョコレートが、地元湘南・茅ヶ崎ブランドとして確立されているので、私はそっち推し」です。
ブランド欲、まったくもって捨ててません。
ゴディバがなんぼのもんじゃい!
みんなも、郷土を誇るべきです。
ぷりぷり県みたいに。
こちらとしても、「佐賀に来るならイカだ」と佐賀人に誇られれば、佐賀に行ったときイカを食うんですよ!
もしも、自分の娘が「iPhone持ってないからお前をいじめてやる」と学校で言われたら。
「今からこの教室が、バトル・オブ・シリコンバレーだ!」
(若かりし日のゲイツとジョブスがPCバトルを繰り広げる映画)
と、即座に啖呵を切らせたい。
そんな女子中学生になる教育をしておきたいと思います。
お前は、お前の「好き」を貫いていいのだ!
↓そだね~ボタン(押していただけると励みになります)
PR