
夫が、ゲーム機を買いました。
PS4(プレイステーション4)という、すこぶる値段の高いモノです。
驚きの価格。
この価格ゆえに、世間のお父さんは奥さんから、
「毎日洗濯と皿洗いと部屋の掃除と子供のお風呂してくれたら買ってもいいよ」
と言われているそうです。
夫に、
「よくもまあそんな高いモノを買ったね」
と言ったところ、
「お前だっていろいろ買っているじゃないか!」
と言われました。
ええ、言われましたね、私の買った家電について。
一人で遊ぶために買ったゲーム機と、家族の生活を助ける家電とでは、だいぶ違うのではないでしょうか。
ということで!
逆に「そのPS4を家電とするならよかろう」と夫に言ってみたのですが…
PS4、家電としては実に活躍しにくいハードです。
一歩譲って、家電にならなくても、子どもら(4歳児)が父と共に楽しめるなら…と考えても、かなり厳しい。
適切なソフトがない。
そういう方向性のソフトのラインアップが、誠に貧弱。
SONY PS4。
全世界の金のあるオッサン向けに発売したという匂いが、プンプンしてきます。
任天堂と違って、
「子どもにゲームを楽しんでもらいたい!
そして親御さんにも財布のひもを緩めていただきたいッ!!!!」
みたいなコンセプトを、持っていないんですよねー。
この辺は、さすがの任天堂。
SONYは大人向けエンターテイメント。
任天堂はゲーム機を「ファミリーコンピュータ」と言って売り出しただけあります。
根本に、親の納得を得ようとする精神がしっかりと根付いています。
(が、ファミリー=家庭用というだけで、家族みんなという意味ではないのですけれど)
子どもたちが本格的に自分で遊びたいゲームを選ぶ年齢になった頃には、PS4の時代は終わっています。
なんだよPS4、全然役に立たないじゃないか!
かくしてPS4は、「夫が一晩中奇声を発しながらゲーム依存し、家族に迷惑をかけるだけのハード」となったのでした。
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