保育園や幼稚園のお散歩は、先生が幼児に交通ルールを教えてくれる貴重な機会ですよね…。
滋賀県の事件を受けて、各地の保育園・幼稚園がお散歩を自粛中です。
再開できる日が近いといいのですが…。
さて、そんな「先生が幼児に交通ルールを教えてくれる貴重な機会」を経たであろう子どもたち、今なお事故に巻き込まれること多数です。
散歩で指導を受けたか受けていないか、受けていても実践できないのか。
小学生の「飛び出し」事故が絶えません。
ちょっと前の、小1の交通事故の話を聞いて欲しい。
神奈川県茅ヶ崎市の国道1号線であった死亡事故なんだけど。
国道1号線で茅ヶ崎というと、一里塚交差点で超高齢のババァが自動車で横断歩道の人々をはねて殺害した件が有名なんですけど、今回はそれとは違うものです。
事故多いんです、国道1号線。
今回ご紹介する事故は、国道1号線を茅ヶ崎駅から辻堂駅方面に向かったところ。
小和田地区です。
小学1年生の男児が国道1号線を突っ切ろうとして、車を運転していた女性がその男児を轢いてしまいました。
対面からは大型トラック。
跳ね飛ばされて、即死です。
小1男児です。
交通事故の、典型例。
正直な感想を言わせていただくと、
大馬鹿者!!!!
国道1号線なんか突っ切るんじゃないよ!!!!
自殺行為どころか、他人に大迷惑かけて人生めちゃくちゃにするんだよ!!!!
です。
当該あの地点や、同じくらいの道幅・通行量の道路のイメージが湧く人ならわかると思うんですが、ガキンチョにあんな道路を突っ切って渡ろうを思わせたら絶対にダメ。です。
もしも自分の子どもがやろうとしたら、ひっぱたくし、3時間は厳格に説教するし、その後15年間くらいはずっと言い続けます。
国道1号線のあの地点は、そういうところなのです。
【本題】
ただ、国道1号線のほうにも問題がありまして。
変な言い方をすると、あの辺にはあたかも「渡ってもいいと思い込ませるような催眠術的効果」が発動しているんですよ。
横断歩道が少ない(遠い)し、すぐに渡れちゃいそうな気になる道幅だし。
(国道1号線には、片側1車線のエリアもいっぱいあるんです)
その上、松の木だのなんだのといった江戸時代からの東海道の趣が残っていて、周囲の視界を遮っていたりするのです。
そんなところに!
まんまと催眠術(?)にかかった小学生やジジババが、「いける!」と勘違いして、飛び出してしまう。
バーロー、信号がねえってことは、車もスピードがのってんだよ。
法定速度が出てたら、十分死ぬっつーの。
交通マナーを無視しちゃってるんですが---、、
でもこの一因に、前述の催眠術みたいなものがあるんですよ。
なので。
道路の催眠術なんかに、負けちゃいけない。
子どもをそれに負かしちゃいけない。
ジジババに過信させてもいけない。
残念ですが、国道1号線みたいな大きな道路は、そう簡単にどうにもなりゃしません。
だから、我々もしっかりしよう、気をつけよう。
問題のある道路に、負けたりしないために。
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