コメリ。
奥さん、今日はコメリの話です。
親心で、「子どもには知見を広げて欲しい」とか「素敵な原体験をプレゼントしたい」とか、思ったりするじゃないですかー。
VERY(ヴェリィ)くさいフレーズで恐縮ですが。
コメリ、いいですよ。
茅ヶ崎の平均的な街っぷりのエリアの人向けに。
コメリガチエリアの人から見るとちゃんちゃらおかしいでしょうが、私はいたって真剣です。
わからない人のために説明すると、コメリというホームセンターは、ある程度の田舎レベルを達成するエリアにしか、店舗がありません。
イオン出店基準よりも、もっと田舎レベルは上です。
我が家でよく行くホームセンターというと、茅ヶ崎・藤沢・平塚周辺なんですけどね。
島忠、ユニディ、カーマ、コーナン、ロイヤル等があります。
コメリは、ない。
近くにないの。
行けるところでいうと、綾瀬市にコメリがあります。
用田の交差点を北上したところにある、あそこです。
ちなみに、綾瀬市というところは、鉄道の駅がありません。
サーチエンジンで「綾瀬市 」と検索を試みると、次の予測ワードで「陸の孤島」が出てきます。
そういうところです。
そんなコメリに、人生初入店しました。
良かったです、とても。
島忠やユニディではできない体験が、子どもたちとできました。
まずね、店内で、
「イノシシなどのケモノに困っていませんか?」
という明るいメロディが流れます。
けもの!
おおお、残念ながら、うちの近所は、けもの、出てきません!
そして、蚊取り線香の販売エリアに行くと、そこには黄土色の見知らぬ渦巻線香が…。
***獣除け***
けもの!
うおおお、残念ながら、うちの近所は、けもの、出てきません!
これは貴重だわ。
広い視野がはぐくめるわ。
地元じゃできない体験だわ。
それらしくいうと、貴重な原体験ですね。
帽子コーナーを見れば、ちゃんとモータルコンバットのライデンのような「あの笠」、通称「ベトコン」が売っているではありませんか。
素晴らしい。
ベトコン笠は以前から欲しかったのですが、買うのを断念しました。
残念ながら、大きすぎて、会社に置いたら周囲の人の迷惑になる。
駄菓子菓子、仕事中に熱中症で倒れるのはやっぱりイヤなので、今後はもうちょっと小さめのサイズのものを探します。
ベトコンは釣具の上州屋(茅ヶ崎店)にも置いていなかったので、もっと探します。
理想はコレなんだけどな~。
農畜産って、人が生きるために必要なものの中でも、最高位ランクじゃないですか。
私はいまそれが、あまりにも地方に偏っていると感じておりまして。
たとえば、ニンジンを食べたい都会人はいっぱいいるけれど、ニンジンの生産は佐賀県にばかり頼っている、とか。
生産効率からデリバリーという視点では、佐賀県にお任せしてほうがいいのかもしれないんですけど、それにしたって都会人からの佐賀県への感謝が少なすぎです。
「人が生きるために本当に必要な仕事は?」
と問われたら、都会人の仕事の多くが不要なはずなんですよ。
うちの会社の仕事も、つきつめれば不要。
本当に必要なのは、コメリの周りにある仕事だよな~、と思った次第です。
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