労働者をやっていると、ムカつく出来事も結構あるじゃないですか。
そういう、相当ムカつく何かしらの出来事があったときの、心の持ちようについて。
以前はムカつくことがあっても、
「しかし、我々の商品は人様の役に立つものだし」
という考えが脳裏をよぎって、やり過ごしていました。
当時は、極めてアイコニックな感じで人様の役に立つものの仕事をしていました。
たまたま。
たぶん、様々な世の物体のなかでも、なかなかに分かりやすい社会貢献アイテムです。
なので、私のほかにも
「ムカつくことがあっても、人の役に立っている仕事だからな」
という具合に、「心の持ちよう」となっている人が、きっとゴロゴロいます。
社内・同業者・同分野に。
「人の役に立っている仕事」という概念、進路決定時期なんかは、これが人生における命題になっている人、多いですよね。
イトコが仕事を辞めた時に、勤めていた企業の製品について
「毎日、誰のためになってるかわからねーようなモンを作ってるわけよ。
やる気も出なくなるわ」
と言っていました。
それに比べると、めっちゃわかりやすい社会貢献の商品なりサービスなりを扱っている仕事は、モチベーションが維持しやすいな、と痛感しました。
イトコの勤めていた企業の製品も、他の様々な製品・サービスも、なんらか社会の役に立っているモノではあります。
それでも、受け取り側のわかりやすさとか、作り手に対しての伝わりやすさとかが、仕事に対するモチベーションの差「大」になりますわなー。
駄菓子菓子。
「ムカつくことがあっても、人の役に立っている仕事だからな」
でモチベーションを維持するにも、限度や適切な我慢レベルというものがありまして。
「それでもさすがにダメなものはダメ」
という事態は起こり得るのですよ。
そういう危険水域を、心の持ちようを使ってモチベートしてはいけない。
「家族のために頑張る!」
というのも代表的な心の持ちようもそうですが、無理しすぎて心身の健康を損なってしまったら、イカンのです。
社会福祉系の本を読むと高確率で出てくる「家族がいるから仕事は辞めない→鬱病→自殺」などは、この最たるもの…。
仕事に限ったことではありませんが、「『ムカつくことがあっても、人の役に立っている仕事/コトだから』と頑張っている人」に対して、つけあがった行為を続けている輩がいます。
残念ながら。
つけあがっている輩は、
「どんな嫌がらせをしても相手は頑張り続けるだろうからオッケー」
と考えているのでしょうが、第三者の私が拝見するにはアウトです。
人の役に立っている仕事でも、頑張れる範囲を超える負の存在があったら、本人も続けられないでしょ。
てか、それ以前にああいうつけあがった行為は、誰に対してやっててもフツーにアウトですね。
社会貢献をいきがいにするあまり盲目状態にならないように気を付けつつ、
つけあがった輩には毅然とした態度で接することができればいいな、と思います。
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今週のお題「2020年上半期」