成人年齢が18歳に引き下げられるにともない、若い人に向けて「怪しい団体に騙されないようにしてね!」という動きが活発です。
ぜひぜひ啓蒙してください。
手の込んだ怪しい団体は、怪しくないフリがとてもお上手だそうで。
あとね、マルチの人って必死だから、ド直球で勧誘してくるしね。
マルチ商法(ネットワークビジネス)の勧誘してくる人が100パー言うんですけど、
「マルチまがい商法(ねずみ講)は、違法。
マルチ商法(ネットワークビジネス)は、れっきとした合法だから、安心よ」
ってね。
いやいや、ネットワークビジネス、フツーにイヤですけど???
こちとら合法で大嫌いなものなんか、いくらでもあるんだよ!
借金!アルコール!おっさんだらけのzoom宴会!
お と と い 来 や が れ !!!
とはいえ。
18歳のピチピチギャルたちが、怪しくなさそうにソフトなサークル活動を装ったやつとか、目先の金のネットワークビジネスとか、おっさんだらけのzoom宴会とか、上手に断るのは難しいじゃん。
やっぱ、学校とか、若者向けメディアで、啓蒙してほしいですよね。
一方。
怪しい団体とセットで思い出し、反省してしまうのが、雑誌「BIGISSUE(ビッグイシュー)」。
茅ヶ崎のペデストリアンデッキで売っていた頃がありまして。
(別の地域でもやっている活動)
よく、薄べったい冊子を販売しているオッチャンがいますでしょう。
キャリーをガラガラ引いて、冊子を載せてて。
あの薄べったい冊子が、「ビッグイシュー」です。
私は買ったことがないどころか、あやしい新興宗教っぽいので、避けていました。
駄菓子菓子。
ある日の「社協ちがさき」(という、茅ヶ崎市の社会福祉協議会の会報)に、あの冊子の正体が書いてあったのです。
驚きの、正体見たり猫柳。
- ビッグイシューは、イギリス産まれのホームレス支援活動
- あの冊子を売っている人はホームレスで、職業支援の一環として自立のために販売している
- この活動の正体を知っているオバチャンとかは、販売している人に向かって、挨拶したりエールを送ったりしている
ガビーン、ですよ。
あらぬ誤解が生じるから、そういう趣旨の活動だって、ちゃんと言ってよ!(周囲が)
新興宗教や怪しい団体だと思ったら、冷たい視線を投げかけてしまうけれど、
そういう活動だったら、街行く人も生暖かい視線に変わるだろうに。
冷たい視線を送っていた我、鬼!
鬼市民だ!
orz
雑誌・ビッグイシューは、茅ヶ崎の市立図書館の入口のそばの新着コーナーに、よく立て掛けてあります。
見るたびに、胸が痛いぜ…。
今度見かけたら、雑誌というご褒美と社会貢献と罪滅ぼしをドッキングさせる意味で、買うことにします。
今週のお題「鬼」
今週のお題「自分に贈りたいもの」