りんごアレルギーというものがあります。
感覚としては、珍しい…ですか?
リンゴはバラ科。
他にバラ科は、桃・さくらんぼ・いちご・アーモンドも仲間。
そんなことが書いてあるポスターを見て、
「桃はダメです」
「さくらんぼは痒くなる」
という友人らのことを思い出しました。
ご飯(デザート)食べてると、残るから、譲ってくれるのね。
メロンのアレルギーの友もいて、マスクメロンをまるごと一玉
「お中元でもらったんだけど、ワイも家族も食わないからあげる」
と、譲られたことがあります。
私は全部大好きなので、おいしいものを譲られて「ヒャッハー!」とありがたく頂戴しているのですが…
私はアルコール アレルギーです。
困ったことに、場所によってはアルコール消毒液を強制執行されてしまう世の中です。
先日、係員が強制的にスプレーを噴射してくる場面に遭遇してしまい、皮膚がやられちまいました。
やられると、弱いところからズルむけます。
現在、ステロイド軟膏で治療中。
注射は、看護師さんが
「アルコール大丈夫ですか?」
と確認を入れてくれるので、正直に
「ダメです」
と申告しています。
でも、一般の施設じゃ「アルコール大丈夫ですか?」の確認はないし、そもそも係員の持っているスプレーの中身もなんだかわからない。
多分、噴射してる本人も成分を知らないってケースがあるのでしょうね…。
整列入場の場所だと、「かわりに手を洗いたいので抜けたい」とかも、許されない。
手袋してるのを見て免除してくれる係員もいるのですが、かならずスプレーを噴射しないと通らせないという係員もいる。
このアルコール消毒はすっかり社会標準になってしまったので、コロナが去ったとしても逃げられない気がします。
手を清潔にしないといけないのはわかるので、アルコール以外の方法にさせて欲しいのでござる。
スギ・ヒノキ花粉は人権がある一方で、迫害決定ジャンルもある。
世の中は、私の子供の頃からあまり変わっておらず、アトピー性皮膚炎は迫害されていますね。
迫害が、スギ花粉がLv.1なら、アトピーはLv.3かLv.4です。
あと、化学物質過敏症もLv.3かLv.4くらいの嫌がらせ…というか、世間の無理解を感じます。
カニ(甲殻類)やアルコールは、「それがアレルギーです」ということ自体はそんなに迫害されないんですけど、アレルギー症状が出たときに嫌味言われますね。
私はアルコールが顔面についてしまうと、目の周りにイチバン症状が出やすいです。
アトピー性皮膚炎が出ているときも、そう。
他人から見て、すごくわかりやすい。
炎症→皮膚ズルむけ→ステロイド軟膏で治療→角質むけ←治らなくて往復
…という経過をたどるんですが、
「人格に問題があるからそんな醜い皮膚になる」
という趣旨のことを言われたことがしばしばあります。
そして。
私は皮膚が元気なときには「全然アトピーに見えない」そうなんで、私がアトピー持ちだと気づかずに、人権侵害発言をして同意を求めてくる人もいます。
別のアトピーの人を指して、「あいつはあんなんだからアトピーなんだ」とか。
バッドルッキングを貶める類型の悪口です。
「素材的容姿」と「性格」が結びつけられていて。
よしんば「顔面のパーツの配置」や「骨格を含む体形」を取り上げた悪口として乱暴に返すならば、
「あなたはアデノイドのデブスだから、アトピーの人を貶める発言ができるんですね」
になります。
花粉で鼻炎を発症している人も、それなりに他人から嫌なことを言われているとはお察ししますが…
てか、花粉でもまぶたパンパンに腫れて皮膚ズルむけてる人とか、いるんじゃない??
アレルギーが、鼻ジュルジュルする程度で済むとは、到底思えない。
アレルギーの種類はいっぱいあるし、原因不明はとりあえずアトピーに分類される運命ですぞ。
赤ちゃんも、小学生も、大人も、なんかようわからん皮膚炎ができることだって、咳が止まらないことだって、あるあるじゃないですか。
原因がわかって、花粉だったり、食べ物だったり、ヒートテックだったり、ヒートテックだったり、ヒートテックだったり。
そういうときに、わかりやすく見た目に症状があらわれたからって、人格は関係ないんじゃないの?
むしろ人格が関係あるのはファッションだから、
「おまえ服装がダサいぞ。
なんでよりによってその組み合わせ!」
と言われたときには仕方がない気がしますねー。
ダサくてサーセン。
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