少子化対策が「頑張ってますアピール」で人気取りしているようにしか見えない。
子育て「冷遇」を「是正する」という意味ならわからなくもないのですが…
その場しのぎの「頑張ってますアピール政策」を続けた結果が、現在ですね。
仕事の都合で、だいぶ昔から国立社会保障・人口問題研究所の年齢別推移予測を見続けておりますが、素人から見ても、政策の失敗と手遅れ感が半端ないです。
東京都の政策は、都民の方が「本当にありがたい」とおっしゃっていました。
今年発表した子育て支援策に限らず、東京都は以前から「ゆりこクーポン」なる子育て支援策がありました。
(他にもあるのかもしれませんが、都民のお姉さんたちから聞いた話がたまたまクーポン)
神奈川県にはそんもの存在しませんでしたし、高額保育料もガッツリ支払っていた世代だったので、
「東京、すげえな」
と思いましたね。
下げ止まりとして数字に影響があるかはまだ見れていませんが、子育て支援次第で「住む場所を変えちゃう」「いい都市からは出ない」は、身近にありますね。
「やっぱ支援のある東京がいいや」
「隣の市のほうが保育園に入れるから、そっちで家を買う」
といった例を散見します。
駄菓子菓子、地獄はこれからです。
「高齢者は集団自決すべき」という意見が非難轟々だったようですが、超高齢社会には真摯に向き合っていると思いますよ。
ただ、ソリューションが過激すぎて批判が殺到しちゃったというだけで。
団塊ジュニア世代が出産適齢期のうちに出生率を回復できなかったので、子育て政策は完全失敗でした。
なので、本当の地獄は、今ではなく、我々の子供の時代です。
アニメーションgifなので一時停止できないのが残念。
数字で見たい方はこちらからどうぞ。
子育て"超"支援として、所得制限なし・完全無料の社会実験でもやってみたらいいんじゃないでしょうか。
リーマンショックの後に期間限定でやっていた「高速道路の無料化(千円ポッキリ)」と同じように。
実際にやってみないと、どうなるかわかりませんよ。
高速道路の時は、我々、「ありえない渋滞を引き起こすくらいなら、料金を払ってスムーズに移動できたほうがいい」という教訓を得ましたので。
「所得制限しないほうが子どもが増える」とか、大いにありえると思いません?