絵本の読み聞かせがしゃらくせえ
古来より育児中の親がゴリゴリに圧をかけられている「絵本の読み聞かせ」。
あれ、私、あんま好きじゃないんです。
なもので、子どもたちの乳幼児時代には「ちゃんとした読み聞かせ」というものはしていなくて、絵本を開いたときの子どもらの反応次第で、めくったり、奇声を発したり、好きなようにかじらせたりしていました。
絵本の読み聞かせに疑問符を投げかける
まず、読み聞かせというフレーズがよくないと思いますね。
あいつら、人の話なんか聞きやしないのに、読み聞かせようとするって、どうなの。
ものすごくギモン。
「絵本の読み聞かせをしっかりすべき」とか言ってる人って、本当に読み聞かせているんでしょうか?
基本、乳幼児は、親の話なんか聞けませんし。
それなのに子どもらが読み聞かされて終わってたら、それこそヤバいんじゃないのかと。
絵本の読み聞かせ、一方向の情報伝達である感が強い。
チョー、抑圧的。
私だったら、読み聞かせられたらイヤですもん。
自分のペースで、絵本を好きなようにいじくり回して、読みたいです。
仮にソレがワケのわからない言語つきだったとしても、絵だけでもいいから、自分の好きにしたい。
そんなところに「親」とか名乗る女がやってきて、「読むから聞け」と言われたら、ものすごいストレスです。
子どもらだって、低年齢なりに、主体的に絵本を楽しみたいはずなんですよー。
そこで「読み聞かせるんだから、聞け」なんてことをしたら、彼・彼女たちの意志を阻害してるんじゃないかと。
もっとさ、絵本の時くらい、子どもらが自分で何かをしたがることを大事にしてやりたいと思うのですよ…。
絵でも言葉でも好きなのを追ってもらって、私が読むんじゃなくて子どもに奇声を発してもらって。
鎌倉市のふるさと納税に、子どもの自主性を高める絵本がある
ドイツ発祥の「ウィンメルブック」という、文字のない絵本があります。
これご当地・鎌倉バージョンも出ているので、ご存じの方もいらっしゃるかと。
ふるさと納税の返礼品にもなっています。
私は子どもに、こういうのを見ながらゲラゲラ笑ったり、あれこれほじったりして欲しいです。
この絵本、ツッコミどころ満載の楽しい紙面なんですよ。
「鎌倉・湘南あるある」がいっぱいなので、見つけたらぜひ開いて、遊んでください。
絵本の読み聞かせをしなかった結果、バカになる?
絵本の読み聞かせをしなかったからといって、バカにはなりません。
少なくとも我が家の子どもらは、いわゆる成績の悪い子にはなってません。
むしろ、日能研全国テストでも、勉強させた覚えのない国語の成績が恐ろしく良くて、ちょっと怖いです…。
(日能研に通っている子たちに対して、塾に行っていないうちの子ら)
むしろ、読み聞かせなかったからこそ、良かったんじゃないかとすら思います。
その辺はまたの機会に。