今は誰でも漫画家になれる時代、の意味するところ
ここで述べる「誰でも漫画家になれる」の意味。
- マンガを発表することで金銭を得ることができる
- ただし、大きく儲かっているか、小銭しか稼げないかは、人それぞれ
ブログもそうですが、Web上に何かを発表するとお金にすることができてしまうのが21世紀であります。
その金額の大小はさておき。
んで、今回のテーマはマンガ・漫画家。
今って、マンガの投稿がすーーーんごくやりやすいんですよ!
例えば天下のamazon様ね。
老舗Web漫画サイトの新都社やワロスと比べると、「うひゃー」って感じの簡単さです。
おすすめはスマホで読みやすい縦長のマンガです。
ハードルの低さを、ぜひ実物でご覧いただきたい。
小学生に人気の職業、今も昔も「漫画家」というものはランクインしていますし、小学生なら毎日マンガを描いている子だっていっぱいいます。
保護者がアカウントを運用することで、小学生でも収益を得られる漫画家になれるのですよ。
しかもそれが、ノリと勢いだけで作ってしまった駄作をWebにアップロードするだけというお手軽さで。
ものすごく広い意味でいうと、私も出版作家だし漫画家であります
世の中がそんな状況なもので、ものすごく広い意味では私も出版作家ではあるし、漫画家でもあります。
駄菓子菓子。
繰り返しますが、稼ぐ金額は人それぞれですし、書いて/描いているもののクオリティもめちゃんこレベル差があります。
どこからが「作家」とか「漫画家」と呼んでいいのかという基準はないので、名乗っている人がいたら、よ〜〜〜く話を聞いたほうがいいです。
自称の「作家」、「出版著書あり」という方には、ご注意ください。
全然すごくなくてガッカリという可能性がありますので。
↑amazonはマジゆるい。この程度の底辺画力で銀行に入金されます。
というほどに軽々しく出版できるので、ウジウジしてやらない人間を、バカが追い抜いていく
なもので、私を含めて「実行力だけはあるバカ」が多数、疾走(=作品を発表)しています。
もちろんちゃんとしたマンガもたくさん世に送り出されていますが、バカによる作品が本当に多い。
人の世も、みんな心が疲れ切っていて、バカを求めているのかもしれないんですけど……。
憂慮すべきは、バカに追い抜かれたまま
「私はちゃんとした作家として大成したい」
「あんなモノではない、格調高い作品を発表したい」
と言い続け、作品が全く完成しない「作家志望者」が、恨みをつのらせる「呪物群」になりつつあるということ。
いままで、文学作品にしろマンガにしろ、「出版」という仕組みが一般に広く公開されていませんでした。
これだけ誰でもできるようになってしまったら、
「君も出せばいいじゃん」
となりますわな、そりゃ……。
もしここを読んでいる「作家・漫画家志望」という方がいたら、他人を恨んで放火とかしちゃう前に、ご自分で出版というアクションをしてください。
作品ひとつ、完成させてね。
これでもう、作家作家、マジ作家だから。
「志望」が取れて、立派な作家さんですよー。
そして
「あそこは 売るのがうまい人が稼いでいる マーケット」
だということは、肝に銘じておいてください。