子供の頃食べられなかったものが食べられるようになった裏に、おかしい品質のものを出す飲食店が減ったという感覚
昔、カツカレーが嫌いでした。
今では美味しく食べられるようになったんですが。
コレは、大人になってから克服したというより、時代の変化で「食っちゃいけねぇカツカレーを出す店が淘汰されてきた結果」なのではないかと思います。
今週のお題「大人になってから克服したもの」
なぜカツカレーが嫌いだったのか
昔のカツカレーって、衣の量が多くてベタベタで、肉はタイヤを薄切りにしたような質感で、食べると痛みを感じる味がして、百発百中で気分が悪くなる(もたれ?)ものでした。
なんでそんなつらい思いをして、価格をアップしてカツカレーを食うのか!?
謎すぎ。
ふつうのカレーライスだとエグい痛みはないのに、カツが乗ると口の中がエグ痛くなるんですってば。
あの頃のカツカレーの味は、今でも鮮明に覚えています。
私の知っているカツカレーの店が、よっぽどひどかっただけかもしれないんですけどね。
現在では、カツカレーの品質水準が向上している
紛れもない事実として、現代では、あんなひどいカツカレーを出す店にはお目にかかったことがありません。
昔は外食の選択肢が限られていて、外食できる場所もそんなに多様にゃあなかったですからねー……。
しかし、ここウン十年でこの街もいろんなところに店がポコポコできて、行きやすくなって、我々消費者の味覚も洗練されてきました。
まずくて高いカツカレーの店には行きたくなくなり、淘汰されたのだと思いますよ。
ね、外食産業って、飲食店だけじゃなくって、コンビニ・スーパー、はたまた宅配サービスまで選べますから。
最近食べたカツカレーも、大丈夫だった
令和、カツカレーを頼みやすくなりました。
カツが口の中に入っても、基本的にエグみや苦みがないのです。
本当にありがたいことです。
同じことはカレーパンにも言えて、カレーパンの安心して食べられるお店が増えてうれしいです。
なんというか、カツカレーとカレーパンの平均点というのは、文化レベルの変化を如実に反映する存在ですね。
注:すべてのお店のカツカレーがおいしいとは限りません。