小学生に新聞を読ませるメリット
申し訳ないことに、我が家は親が忙しすぎて娯楽に乏しいため、子どもらがちょくちょく新聞を読んでいます。
家の中につまんないもんしかなくて、新聞が部分的に娯楽になっているのです……
ほんとにゴメンよ。
だから「新聞を読むことで、社会の出来事を知り、知識が広がる」とか、そんな高尚なものではないのです。
コボちゃん以外もバリバリ読んでいるのですよ。
文章を読む習慣 = 語彙力や読解力 というのは本当にその通りなのですが、逆にうちの子どもらは世間の常識がそんなにないのに読解力だけパワーアップしてしまった感じです(爆)。
情報過多の時代を生き抜くには新聞くらいがちょうどいいと思っていたけれど
ところでみなさま、米大統領選・兵庫知事選に見た偏向報道はいかがでしたか?
私は「情報の海に溺れない程度に生きるには、新聞読んでツイッタランド(X)をのぞくくらいでちょうどいいな」と思っていたのですが、今回の偏向報道でそれももうダメかなと思いはじめました。
恐ろしいほどに、現地の人達の感覚が伝わってこなさすぎ。
一般報道をきっかけに興味を持った事件を、いざ専門書で読むと全然違うというのはよくあるのですが、国内の知事選でもこんなに様子が違うということには驚きです。
SNSだけ見ていて「おすすめ情報に毒されエコーチェンバー(メディアスタディ 案件)」というのもよくないんですけれど。
こういう状態だと、子どもに新聞を読ませることははたしていいことなのだろうか?…と不安になる
情報リテラシーって簡単に言われますけど、難しい。
生成AIの台頭もあり、すごく情報リテラシーという教育の難易度が上がっています。
選挙権もらい立てホヤホヤの若者や、ましてや小学生なんて、どうやって情報を峻別しろというのか。
大人のオッサン・オバサンだってできてないのに。
ニュース記事を一件一件読むたびに、誰が何のために書いているのか、どのような意図で書かれているのか、利益関係あるのかないのか……なーんていちいち考えていたら、生活に支障が出てきます。
「このメディアは中立だから、まあよその記事よりは平気かな」というスラスラ読んでも毒にならない媒体が必要。
これないと、かなりつらい。
なお、4コマ漫画の「コボちゃん」は、植田まさし先生による話の作り方や、絵との構成がうますぎて、しょっちゅうおののいています。
最近読んでないという人は、ためしに数本、読んでみてください。
すごさがわかるはず。