本屋、絶滅危惧種?
近年、書店の数は減少の一途を辿り、どこも経営が苦しいなんて報道がよく目に入ります。
しかし、国がデジタル化推進で経営支援をすると言い出したり、大手取次が小規模書店の新たな業態を打ち出すなど、活性化に力を入れようとしています。
そうですよね、本屋は地域文化の拠点ですから!
本屋は単に本を売る場所ではなく、地域の重要なコミュニティですもの。
私は茅ヶ崎にあるシェア本屋の棚オーナーで、このお店をとても気に入っています。
本が好きだから。
本屋は尊いから。
今週のお題「本屋さん」
話せるシェア本屋「とまり木」の棚オーナーになった理由は、人それぞれ
正直なところ私は本の中毒者で頭がオカシイ「どこぞの沼の住人」ですが、他の人が本屋を支援しているのはそれだけが理由ではないのです。
ズバリ、「地域コミュニティの場という考え方に賛同して出資している」という会員さんもいます。
ちなみに私が会員になっているシェア本屋は、会員でなくても誰でも利用できます。
そして、ブックカフェ風な佇まいではあるけれど、飲み物の注文も必須じゃない。
本を買わなくても、ただ本を読みに来るだけでいい。
(なんなら、読まずに畳の休憩スペースで子どもを遊ばせるだけでもいい)
こういうシェア本屋なので、地域の人々が集まってきます。
似た存在としては「公民館」ですが、このシェア本屋の近くには歩いてホイと行ける公民館がありません。
公民館のようなプレイスはホイとあるべきなので、このシェア本屋はやはりコミュニティースペースとしての役割が大きいのではないでしょうか。
こういった営業活動を「いい!」と思っている方は思いのほか多く、各地で特色あるシェア本屋を始めようとしたり、個性派書店を始めようとしている活動をよく耳にします。
本屋は地域の宝。疲れたワーママの憩いの場にもなっている
「営業時間中なら、いつでもふらっと来てね」というスタイルが、本当にありがたいです。
保育園の帰りに疲れたワーママwithお子さんが寄って、よく利用されているそうです。
私のような自営業が「仕事が忙しすぎてどこも行ってない。せめて本屋の空気くらいは……」と救いを求めに来る場でもあります。
ふらっと立ち寄って、っていうのが大事。
子どもらも本が好きなので、一緒に訪れることもあります。
ただし、本が好きすぎてこびりついて離れないため、時間には注意が必要ッ!
今週のはてなブログは本屋さん特集ですので、ぜひ、みなさんの自慢の本屋に刺激を受けてくださいませ。
↓こちらの本に掲載のお店です↓
ゆるい場をつくる人々 サードプレイスを生み出す17のストーリー [ 石山 恒貴 ]
↓他にもいろんな個性派書店が全国にあります↓