電動アシスト自転車にひき逃げされそうで怖い
不便な場所に住んでいたもので、私は社会人になる前からマイカーを持っておりました。
地元の友達も、原付スクーターや中型二輪等、各自移動手段を確保していました。
自動車というのは維持費がかかりますから、初任給は維持費・生活費にどんどん消えていきましたね。
それでも当時は今よりも税と社会保障がきつくなかったので、同じようにマイカーを持っている若年層は多くいました。
今週のお題「初任給」
そんな生活苦しい昨今の世において、爆発的に増えているのが、電動アシスト付き自転車。
確かに、原付よりも本体価格が安いし、ガソリン代もかからない。
駐輪場も原付よりだんぜん見つけやすい、等々、メリットがとてつもなく多いのは認めます。
駄菓子菓子、電動アシスト付き自転車は免許なしに乗っていいパワーではない
自転車には免許がいらないので、二輪の教習所なんて行ったことなくても、誰でも乗れます。
そういうこともあって、街中で生活していると、電動アシスト付き自転車が本当に怖いのです。
ひき逃げされそうで。
駅周辺とか、あの恐るべきスピードで、歩行者をなぎ倒す勢いで突っ込んでくる人が後を絶ちません。
皆さまも、きっと何度かヒヤリハット経験があるのではないでしょうか。
先日、私も初めて電動アシスト付き自転車を試乗してみたんですが…
あのパワー、マジでヤバい!
もはや、原付バイクに乗っているのと同様。
あまりにも軽い力で、通常の自転車ではありえないスピードが出るんですよ。
本気で、免許制にした方が良いと実感できました。
恐るべきことに、庶民に広く普及してしまったハイパワー自転車を「ノーマル自転車と同じ気分」で己を過信して乗っている人がハチャメチャに多いのです。
「歩道が広いではないか」というDIO様的思考で歩行者を蹴散らして爆走するのは、間違いなく危険運転。
電動アシスト自転車の高齢者を見たら全力で回避しよう
子どもを乗せる都合で電動アシスト付き自転車を選ぶママさんは多いです。
母数が多いので、危険運転を目にする機会も頻繁。
特に朝の登園時間帯なんて、殺しても構わないくらいの勢いで爆走していらっしゃいます。
(福知山線脱線事故における職場のプレッシャーと同種のものが、さまざまなワーママのいる職場にもあると推察されるのですが)
駄菓子菓子、さらに注意しなければならないのは、今後さらに増えるであろう電動アシスト付き高齢者チャリダー。
判断力の鈍さと、電動アシストの加速力を兼ね添えた、いわば暴走兵器です。
今日明日にでも、シルバーによる電動アシスト付き自転車の暴走で、幼児の命が失われるような凄惨な交通事故が報道されるのではないかと。
それこそ第二・第三の上級国民池袋交通事故のような。
危険な電動アシスト自転車から、どうやって身を守れば良いのか?
高齢ドライバーは自動車も危ないのですが、歩道のデンジャラスレベルもグングン上がってくると予想されます。
法整備による抑止効果に期待するよりも、今日、今すぐの自衛策をとらないと事故が防げません。
- 歩道を歩く時は、常に警戒レーダーをONにする。
駆動音が耳に入ったら、「すでに奴らの射程圏内」という恐ろしい接近スピードです。 - 交差点では、左右だけでなく、斜め後ろなど360度方向の接近を警戒。
潜水艦のレーダー要員になった気持ちで。 - 子どもらにも、電動アシスト自転車の危険性をしっかり教え込む。
自分の身は自分で守らないと。ひき逃げされてからでは手遅れです。
残念ながら、普通に生きていては電動アシスト付き自転車から身を守ることはできないのです。
自動車の安全性能(自動ブレーキ他)が向上して、古い自動車からの代替が促進し、自動車の重大事故は減ってきました。
自転車にそれは期待できません。
生き抜くには、自衛が必要です。