詐欺電話の手口はどんどん巧妙化しています
先般、my個人携帯に詐欺電話がかかってきました。
名乗ったのは警視庁捜査二課のシマダというオッサンです。
手口が最近流行しているもので、地元の茅ヶ崎署からも「周りに注意するよう呼びかけてください」というコメントがありました。
注意喚起として腹筋崩壊の詐欺電話の内容をupいたします。
詐欺電話の具体的な手口
- 電話番号が国際電話 +とか桁の長い番号 で表示される。
(この時点で怪しさ満点、全無視で良いと思う) - 最初にこちらの名前を確認してくる。
- 警視庁 捜査二課所属シマダ(別名の場合あり)と名乗る。
- 静岡県警が管轄内の事件で警視庁に捜査協力を求めているというストーリー。
- 「免許証を持って静岡県警に来てください」等と言う。
このまま通話を続けると、「あなたの口座が詐欺に使われている」だのという嘘を理由に話を続けさせられ、LINE通話、個人情報を抜く、振り込み詐欺に発展する、という仕組みです。
んで。
- 電話口の人間は、警察官として所属、階級、識別番号、折り返しの電話番号(警視庁の代表)などのカンペを持っており、こちらが聞けばすぐに答えてきます。
ちょっと前までは「これを問い詰めると、答えられなくて詐欺だとわかる」という情報もありました。
駄菓子菓子、今は答えてきます。
なので、「答えた=実在する警官だから協力しなきゃ!」というのは間違いです。
失敗したトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)は、新たなるマニュアルを作って電話をかけ続けます。
地元の警察署からのお願い
今回の詐欺電話とは別件で、最近行政に通報をしました。
その際には「通報してくれたことに感謝します(言ってくれてよかったよ)」的な話になったので、今回の詐欺も通報したのですが……
茅ヶ崎警察署からは、
「この手の詐欺電話が本当に多くて、警察署もパンク状態。
実害が発生する前に詐欺だと気づいたら、もう通報しなくていいです」
とのことでした。
そのかわり、「まわりの家族、知人・友人に注意喚起をしてね」と。
警察署も大変だなぁ……。
とまあ、ここまでの話では普通の詐欺電話で何も面白くないのですが。
かけてきたオッサンのクセが強くてさぁ
今回電話をかけてきた中年男性が、警視庁を名乗るくせに、どう聞きとっても関西弁なのです。
間違っても、東京都民の口の利き方ではない。
「関西弁を出さないように会話しようとしている関西人」丸出しの、珍妙なイントネーションなのです。
ここが『翔んで埼玉』の世界線なら、口を開いた瞬間に地方民バレして取締・連行されるレベル。
こっち(神奈川県)の人間からすると、何を言われても「警視庁をかたる関西のオッサン」なわけです。
その関西のオッサンが、「識別番号も警視庁の代表電話番号もいうたぜ、ドヤァ」みたいな感じで話している。
そして私から「いろいろお尋ねさせていただき失礼しました」と言ったところ、オッサンから関西バズーカが放たれました。
「ホンマ失礼ですわ!」
うおおお、コテコテすぎる。
標準語圏にしか住んだことのない私にとっては、飛行石の光のように強すぎるフレーズです。

オッサンは海外で監禁されている掛け子だから知らないのでしょうが、こっちに住んでいると、
「ホンマ失礼ですわ!」
なんて言葉の組み合わせは、使用言語の中に存在しないんですよ。
「警視庁の刑事さんは『ホンマ失礼ですわ!』とか言わない」とか以前に。
それがアナタ、警視庁、警視庁の捜査二課という設定ですよ?
東京の真っ只中の公務員という設定の人が、「ホンマ失礼ですわ!」などというコッテコテにソースとマヨネーズがからまった濃厚な関西フレーズを!
もうダメです。
グッグヒィッ!
私の腹筋が崩壊しました。
地域によってはこの感覚わからんのかもしれませんが、この辺の人間が「ホンマ失礼ですわ!」なんて言われたら、爆笑しても罪に問われることなどない。
よしんばそれが本物の刑事さんによる発言だったとしても。
そんくらいのことなのです。
……とはいえ、標準語だったら騙される人も増えてしまうので、どちらにしろ詐欺電話にはご用心です。
なので関西のオッサンも標準語で詐欺電話をかけているつもりなのだけれど、関東に存在しない言語でしゃべってしまう。
海外スパイを見破るには咄嗟の状況で理解する言語がヒントという話もありますが、それだけ難しいということですね。
関東の人は狙われやすいのでお気をつけて
東北は貧乏で金が出ない、関西はケチで払ってくれない、中でも大阪では掛け子が深刻な精神的ダメージを追うほどに反撃される、等々、被害も地域性があるみたいです。
関東から中部にかけては要注意なのですねー。
ちなみに、『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』のミニマリスト「しぶ」さんによると、本当に事件があったときには、刑事さんは直接おうちに来るそうですよ。

