ダサいワーママは疲れた顔をしている 半熟ババァ-雲の彼方に?-

フルタイム&実家の協力ナシで双子育児の保育園を乗り切った。子が小学生になり転職。湘南茅ヶ崎在住

見つめなおせ、自分を(2015-06-29の再掲)

 

この本、面白かったです。

 

気になる方は、図書館で借りてみてくださいな!

 

あまり本を読まない夫が完読できたので、やはり面白いようです。

 

内容は、残酷です。

辛辣です。

ただしそれは、「カレーの辛口」みたいなもんです。

殺人鬼やゾンビが出てくるような系統の怖い本ではありません。

 

それに、ハッピーエンドです。

↑これはとても大事なこと!

 

 

この本には

「あーあー、いるいる、こういう人!」

という、現代の縮図のような人物たちが登場します。

 

「俺はビッグになる」とのたもう若い男、

「私の教育方針はよそのママとは一線を画している」という主婦、

「俺はすごいんだ」という誰も聞きたくない自分語りをする老人。

出るわ出るわ。

 

娯楽要素の強い作品ですので、これら登場人物は誇張(笑)して書かれているのですが、それがいいですね。

 

読んでみると、登場人物をバカにしたくなる人もいるかもしれません。

うちの夫も、いろんな登場人物について、バカにするコメントをしておりました。

てか、そういう風に仕向けられています。

 

 

駄菓子菓子。

この本の登場人物は、現代日本のあるある集大成なのです。

もし、1つもあてはまらないとか、自分はこの本に出てくる誰よりも優れているのだからすべてバカにしていいんだとか思うのであれば、それは実に危険です。

ご自分をもっと見つめなおした方がいいんじゃないでしょうか。

 

この国で一番エライとされる総理大臣だって、批判されることがしょっちゅうです。

カンブリア宮殿に出てくるすごそうな社長だって、見る方向から見ればとんでもないオッサンでありそうな気配がします。

TVに出てこないフツーの一般人にしても、欠点を指摘しようと思うなら、誰でもいくらでもあるのです。

人類、みな、問題だらけと言っても過言ではありません。

 

この本が、つい登場人物をバカにしたくなってしまうように仕向けられたとしても、歪んだ優越感につかりきるのは危険です。

それをやったら、この本に出てくる登場人物たちと、完全一致です。

題材にされて、一章分、書かれてしまいますッ!

 

 

 

 

なお、この本の中では、

「日本人は、世界の中でも群を抜いてブログを書いている」

ということも紹介されておりました。

 

私もそうですし、この国にはやはりたくさんのブログが存在します。

 

日本人はきっと、ブログや日記で、ガス抜き(ストレス解消、打ちっぱなし)をしているのだと思います。

だって、社会に対する不平不満とか、思った時にポンポン書くとしたら、ブログが一番いいもんね。

 

これからもガス抜きやってくぜ~い!

 

そのうち政府や学者が少子化対策でbuzz拾うだろうから、みんなもどんどん愚痴ってこうぜ!

 

今日も双子らが熱出して仕事早退だよ!

こんちくしょうだよ!


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