今週のお題「急に寒いやん」
今年の夏は暑すぎて、お気に入りのロングジレに袖を通す日がありませんでした。
そして現在。
秋といっても寒さが冬の序盤くらいになっております。
ロングジレとは、このようなオベベです
これを着用している日に、夫が「きな臭いイスラム圏のいでたち」と評してきました。
ううむ、たしかに。
イスラム原理主義ハマスが政権を掌握した当時に公開された集合写真を見た時には、
「ううむ、ワシのジレにそっくりじゃ」
と認めざるを得ませんでした。
日本の首都が平安京だった頃、十字軍は8回もあのへんにドンパチしに行っている
十字軍VSイスラムというテーマで、サラーフ・アッディーン側を主役にした「ジハード /定金 伸治」という小説があるのですが、
「十字軍、マジで何回来んねん」
という感じでした。
現在の世界中で起きている紛争は、たいてい、強かった時代のヨーロッパ諸国が
「あそこの土地、オレのものにしたい」
と占領・支配を繰り返した名残りだと思いませんかね。
ハンガーに掛かったロングジレを見るたびに、私はそう思います。
イギリスの責任や解決努力が見えてこない
イスラエル・パレスチナ問題について、新聞ですら「1948年:国連がイスラエル建国を認める」という唐突な年表から始めています。
Googleで検索すると、topにロイターの「イスラエルはナチスドイツによるユダヤ人迫害を経て建国」というテキストが出ます。
ここで、先月「世界の食卓から社会が見える /岡根谷実里」(クックパッドの人が書いた料理紀行文)を読んでいた私は「おやおや?」と思います。
※イスラエル・パレスチナ、ヨルダンも出てきます。
実に興味深い話題がたくさん載っていて、なおかつ読みやすくて、オススメ。
ただいまの各メディアの報道では、イギリスが「オレ強えぇ!」と威張っていた時代にあのへんを引っ掻き回したことが、うやむやにされているのです。
「ナチスドイツがW.W.IIで相当悪いことをしましたから、イスラエルという国を作りましょう」ということにすげ替えられて。
そんな感じ、しますでしょう。
「イスラエルとパレスチナ、それからレバノン。
あちらの方々の問題です」
といわんばかりの報道姿勢です。
室町時代とは違って、世界へニュースが迅速に駆けるのですから、もっと強い働きかけで
「やめなよ!」
と言える国々はないのでしょうか。中東に限らず。