ダサいワーママは疲れた顔をしている 半熟ババァ-雲の彼方に?-

フルタイム&実家の協力ナシで双子育児の保育園を乗り切った。子が小学生になり転職。湘南茅ヶ崎在住

コンクール不正はやめよう。話題の小学生作家の本。情報にだいぶバイアスがかかっていることを感じつつ



小学生が書いたということでたいへん話題になった、こちらの本。


どうか、本当に鈴木るりかさんという本人が書いたものでありますように…。
どうか、厳正なる制作過程を経たものでありますように…。

残酷な話ですが、この手の賞典にはほぼ親の作品という不正がつきものなのです。
小説だけじゃなくてよ。
写真しかり、絵画もまたしかり。

ちょうど夏休みですからね…。
今年もどっかのご家庭で、ほぼ親の作品たる不正を経て、コンクール応募が行われているんじゃないかと。
(わりと身近に、親がこういう不正をしてなおかつ「うちの子は優秀なのよアピール」をしてくる人がいた)

これ、
「親として/人としてどうよ」
というだけでなく、
「そんなアナタの育てた子、大丈夫なワケ??」
というところにまで発展するから、絶対にやめたほうがいいです。


んで、「さよなら田中さん」。
主人公が小学生で、その周囲の大人や子どもと織りなすストーリーです。

面白かったよ!
小学生作家じゃなくて、普通に中年作家の作品だったとしても、もっと読みたいと思いました。
シリーズとして、あと5冊くらい読んでも楽しいと思う。


駄菓子菓子。

本当は、「主人公が小学生で、その周囲の大人や子どもと織りなすストーリー」で面白い本というのは、他にもたくさんあるはずなんですよね。
この本は、たまたま作家に話題性があったからTVや新聞で大きく取り上げられた。
でも、読んで楽しいこの手のストーリーは、もっと他にもたくさん出版されているはず。


でも、TVや新聞で大きく取り上げられない。

それはやはり、基本、TVや新聞は高齢者向けの媒体だからですねー(´Д`;)
TVや新聞にとっては、本の宣伝も貴重な広告収入ですから。
買ってくれる(つまり広告主がまた出向してくれる)内容でなきゃ、載らないのです。

私の日課である「朝起きて出勤前に新聞を読む」なんか、オッサン臭いことこの上ないです。
実際、新聞に出てくる広告なんかもオッサン向け…、というか、もはや高齢者向けのものばかり。

大衆向け週刊誌のキャッチコピーを見れば、どれだけ高齢者向けなのかがわかりすぎてコワイですよ。
もともと高齢者向けだったのではなく、高齢化がすごい。
ヒドイ。



「さよなら田中さん」は本当に面白かったので、もっとこういう本を読みたいのですよー。

それでも、紹介される本ときたら、高齢者向けばっかり。
元刑事のジジイが活躍するとか、いい年こいたオッサンが事件を解決するとか、そんなんばっかり。


若者の読書離れって、本のターゲットが高齢化に偏り過ぎてるからじゃないのかとすら思いますとも。
ラノベ読んでるのもね、オッサンが多かったりするし。

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