
ニュース性が高いこととして、児童虐待が報道される時期って、集中してましたよね。
ところが、まさに今なんか、やまだかつてない「家にいろ」状態ですから、報道されていない現在進行形の家庭内の虐待が心配ですね…。
んで。
事故で人が死ぬことがあったとしても、よっぽど衝撃的な背景があるものでない限り、そんなに何日も、連日にわたった報道ってしないじゃないですか。
今なんか特に、ガチなウィルスのパンデミックですから、旬でないジャンルのようになってしまった児童虐待防止がうまく介入できるかもわからず。
逆に関心が高まっちゃってると、「人が死んでないあおり運転」でも連日ワイドショーがにぎわって、報道の優先順位に疑問を感じるのですがね…。
海外の紛争でたくさん人が死んでても、新聞にすら載るか載らないかの情報量の少なさですし…。
んで、児童虐待の報道ね。
殴ってしまった系の児童虐待の報道があると、「育児ってすっごく大変なんだよ」という想いがよぎります。
あ、エアガンは絶対ダメですよ。
あれを人に向けて撃っていいのは、サバゲだけですから。
そもそも道具の不適切な使い方になっているから、ノー。
前に、双子の小学生男児が義父に暴行を受けてニュースになったことがありましたが、あれは加害者である義父も苦労していたであろうし、実際
「双子育児ってすっごく大変なんだよ!」
と周囲にも言いました。
可愛い一卵性の双子女児でさえこんなに大変なんですから、むさくるしい小学生の双子男児なんぞ面倒見きれるかバーロー!
あくまで私の想像ですが、小学生の双子男児に対して真摯に向き合ったからこそ、過度なストレスをため込むことになり関係が崩壊、暴行に発展してしまったのではないかと。
「お前たちの世話なんかしたくないよ」って、無視してしまえば、ここまでの事態にはならなかったのではないでしょうかーー。
だって、ネグレクトも現代では立派な虐待ですけど、男親が女親に育児を丸投げすることは虐待といわれていないんですよね。
うん。
育児を妻に丸投げでも、夫はネグレクトという児童虐待には該当しないって、不思議ですね。
世界各地のまじめに育児している母親もそうだし、全国この事件の父親もそうだと思うんですが、育児に真摯に向き合うってのは、多くのストレスがかかることですよ。
大変。
育児って、ほんっとに大変。
児童虐待の中には、
「これは加害者がサイコパスなだけでは…」
ってものもありますけど、
育児に真摯に向き合った結果の過度なストレスによる事件は、周囲の努力や支援で、少しは未然に防止できる可能性があるんじゃないかと思いました。
今この時って「助けて!」というSOSコールが届かない
…届いたところでもともと助けてくれる人もそうそういないんですが…
状況なので、苦しんでいる人がとても多いような気がするのです。
「かながわ子ども家庭110番LINE」という事業もありますが、ここぞとばかりに役立っていてくれたら嬉しいですね。
今週のお題「オンライン」