
「私、住宅ローン背負ってません」
という「持ち家ありワーキングマザー」は、意外といる。
「家族の収入的に、住宅費用は夫が背負うことになる」、というのも一つの理由です。
が、それだけではない。
「私は若いころからきちんと貯金してたけど、配偶者が全然計画性なくてさー。
あいつだけ金ないから、住宅ローンだよ」
というのも、あるのでゲス。
我が家もこのパターン。
前に集まった時、友達んちも同じことになってて、二人して笑った。
ということで、我が家の住宅ローン事情。
私:なし。(現金支払い済)
夫:あり。
です。
私も夫も、いい歳こいたオバハンとオッサンです。
でも、夫にはぜーんぜん、貯金が無かった。
私には全く家を買う気がなかったのに、夫が「家を買う!」と急に駄々をこねはじめて、本当に大変でした。
しかも、自分はお金ないから、私の貯金を全面的にアテにしていたわけですよ。
このことは絶対に許さない。
こういうクソガキな男がたくさんいるから、世の中の未婚率が廬山昇龍覇(ろざんしょうりゅうは)みたいなことになるんじゃないのか。
それにつけても現代社会。
「可処分所得がどんどん減っているというのに、持ち家新築分譲幻想(ファンタジー)をたきつけてくる」という矛盾、いつまで続くんでしょうか。
住宅ローンなんざ、無いに越したことがないし、少なければ少ない方がいいと思うんですが…。
お金がないなら、安い物件に妥協するとか、持ち家という選択をしないとか、いろいろあるではないですか。
私は、小ささや古さで「安い」という物件に住んで、節約しながら暮らしてる人のこと、とても好きなんですよ。
そういう暮らしにあこがれるし、できればそうありたい。
女性って、統計上の平均収入を見ればわかるとおり、同世代の男性と比べてお金に恵まれていません。
しかも、再就職のチャンスが少ないとか、さらに子どもがいたら職に就けないとか、厳しい現実ばかり。
残念ながら、これが社会です。。
だからですかねー。
まわりの女性は、みな、経済観念がしっかりしています。
冒頭の友達も、また別の友達も。
独身でも、お金をちゃんと貯める。
住宅ローンがあるなら、きちんと返済しながら家計を立て直していく。
堅実。
人の稼いだ金でいい加減な寝食をまかないテキトー家事と偏向育児でドヤ顔ニートしてる女なんて、激減したじゃないですか。
正直、こういう女、リーマンショック以前はぎょうさんおった。
私はまじめに働き、しっかりした経済観念を持つ女性たちがやっぱり好きです。
心で尊敬と応援のエールを送りつつ、自分自身もまたモチべージョンを維持させてもらっています。
がんばんべや!