「若者の自殺が減らない課題」の新聞記事を読みまして。
「死にたい」という子は、学校でのいじめ以外にも、家庭内の問題も抱えているという専門家の見解がありました。
そうですね、そう感じます、周囲としても。
んで、そこに自殺を考える子どもからの相談事例があったんですがね…
「高卒の両親が、学歴コンプレックスを強く持っている。
娘の私にそれを取り返すような高学歴を期待する重圧に耐えきれない」
という内容で…。
ウワァー!Σ(TロT)
なんて真面目なお嬢さんなんだ。
これさ、我々だったらMG5(マジ切れ5秒前)からの親ブン殴り案件になるところ。
でもこのお嬢さんは、すべてを自分の中に抱えてしまっています。
そうせざるを得ない家庭環境だったのでしょう…。
今からでも、人生にMG5をインストールすることはできないでしょうか…。
自殺予防のカウンセラーさんがいい対応を取ってくれていることに、期待します。
奇しくもつい先日、こんなamazonの書籍レビューも見かけました。
-タワマン妻が、
自分は低学歴なくせに、
早慶を鼻で笑って
人様の旦那の会社や地位ばかり気にしている-
原文はこちら→バカ格差 (ワニブックスPLUS新書)
おお、VERY妻の世界!(笑)
って、大ウケしたんですけど…もしかしたらこれ、「青少年が親の重圧に耐えきれず”死にたいと言い出す”」という構図になっていないでしょうか…。
VERY妻の存在が、若者の自殺が減らない一つの要因なのか。
最初の自殺を考えたお嬢さんの親もそうですし、VERY妻もそうなんですがーーー
自分の低学歴を、子どもで挽回させるという考え方が、やっぱ変ですよね。
自分の低学歴を挽回するなら、大人になってから自分の金で自分が大学へ行きゃあいいじゃん。
それをやる前に、子どもに理想だけ押し付けるのは、違うでしょー。
「大人になってから自分の金で自分が大学へ行く」ってのは、あまり知られていないだけで、ちゃんとした方法があります。
宝くじ当たらなくても大丈夫。
金額的には、カルチャースクールやフィットネスクラブに毛が生えたようなものです。
仕事との両立が、できます。
ていうか、ほとんどが社会人大学生です。
代表的なものは放送大学ですが、「ええー、放送大学ゥー?」って言う人もいますよね。
そこはご安心ください。
放送大学だけじゃなくて、名の知れた私立大学にも、大人になってから入学できるコースがたくさんあります。
なので、自分の学歴コンプレックスで子どもに重圧をかける前に、今から社会人大学生になりましょう。
子どもに一方的な重圧を与えるのはナンセンスですよ。
子どもだって、
「ママも今、学校の勉強をしているから、○○ちゃんも一緒にやりましょう」
という行動で示してくれたら、精神的にだいぶ違うんじゃないかなー。
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