学歴が遺伝的要素によるものか、はたまた環境によるものか。
諸説ありますね。
とりあえず、低学歴一族です。
父方も母方も、親族(血族)の学歴は平均以下でござる。
私が当時の女子のマジョリティとされる「女子短大」に行っただけで、少々の騒ぎになりました。
この様子で、我が親族の残念な状況をお察しください。
特に母方のジイさんが喜んでしまって、
「子孫の中で大学に行ったのは里沙だけだ!」
と言っていたそうです。
いやいや、ジイさん、大学と違うよ、短大よ。
申し訳ないやら、情けないやら。
ジイさんがそんなに喜ぶのならば、指定校推薦でレジャーランドみたいな女子短大に行くんじゃなくて、もっとマシなところにしたよ…
駄菓子菓子。
大学は何年後でも入れるのです。
私としても、レジャー短大では勉強不足の感があり、
「宝くじで1千万円あたったら、大学に編入するぜ!」
と思っておりました。
いやしかし、宝くじ、当たりませんね。
ぜんぜん当たらない。
たまに当たって、1,000円ね。
ほとんどがみずほ銀行に回収されてゆくのみ。
ところがどっこい。
大学は、30万円あればオッケーでした。
これは某大学法学部通信教育課程の卒業に必要な、最低費用です。
それも、いきなり30万必要なんじゃなくて、編入して、卒業までの2年間でジワジワ払っていく感じです。
私はこれで1回目の社会人大学生生活をスタートしました。
大学在籍中、ジイさんは施設に入ったり入院したりという生活でした。
見舞いに行った時「今、大学に行ってるよ」という話をしたら、体調が悪いながらも嬉しそうにしてくれましたね。
ジイさんは残念ながら、卒業前に鬼籍に入ってしまったのですが…。
「遺伝か環境か」という問題に対しては、
「いずれにしても 努力でカバー可能」というのが実感です。
父方と母方で、親世代は8人、孫世代は17人、合計25人の親族(血族)がおります。
最終学歴が、高卒/専門卒か大卒かという視点でいうと、この親族の中なら誰でも、大学を出ることが可能だったんじゃないかと思います。
親族同士で会話をしても、著しく知能が低い人はいませんでしたし。
いちいち卒業難易度の高い大学の通信を選ぶ必要もありませんし、近代にはFラン私立という受け皿だってあります。
ただし、あとから「大学行っとけばよかったな〜」というときに、一般の私立大学にウン百万払うのは大変なので、30万円の某大学をオススメします。
あの世のジイさん、学歴を隠している子孫がいますよ…
本日の話題には、悲しいオチがあります。
実は私以外にも、ジイさんの喜ぶ「大卒」子孫がいるのです。
ただ、その人物はジイさんと特に不仲だったので…
ジイさん、知らずに死んだのではないかと。
年をとってから大学へ行くよりも、親孝行・ジジババ孝行のほうがよっぽど難しいのだと思える出来事です。
今週のお題「ホーム画面」
Macbook Proの標準壁紙です。