このジャケットのセンス…、オーケーバブリーッ!!
十数年前まで、会社で女性社員は、
結婚したら強制的に異動、妊娠したら退職させられていました。
結婚したら、まんず、強制的に異動。
子供がいる・いないや、予定があるかどうかに、関係なし。
職種って、フツーのオフィスワーカーですよ。
スポーツインストラクターとかでは、ありません。
(スポーツインストラクターの同級生の話によると、この職種は「もしも気づかぬうちに妊娠していたら…」という安全措置のために、配置換えされるのが慣例だそうですが…これも正しいのであろうか??)
さて、近年では会社がどうなったのかというと。
「出産後、どうしてもここで働きたいというなら置いてやってもいいぞ」
くらいに、態度が軟化しました(笑)。
「会社」と書いていますが、正確に言うと、今も昔も、「会社」がそうしていたのか、「その部署の上司」がそうしていたのかは、不明確です。
こういうの、会社の中でも、人事部署の方針と直属上司の方針とが違うことなんてよくありますからねー。
人事部署なり上司のさらに上なりが、
「そんなことになってるの!?」
と驚くこともしばしばです。
「出産後、どうしてもここで働きたいというなら置いてやってもいいぞ」
というのは法令の意図と合致していないのですけれど、それでも世間じゃマシなほうなのかなーと感じています。
今でも、強制的(実質的に選択権なし)な異動・退職をさせられている女性もいますから。
由々しきは、強制退職となった女性たちの復活戦が、ないことですね…。
もーさー、スーパーで買い物する時とか、レジで遭遇する女性に「強制退職という暗黒時代を経た人生の先輩方」が多いじゃん。
買い物するたびに、とても胸が痛む。
「本当だったら、私のオフィスで先輩として活躍していたはずの女性たちが、なぜ?」
と。
一方でオッサンなんかは、当たり前のようにゴロゴロ会社にいるわけですよ。
世間の雇用環境が男女平等であるならば、スーパーのレジ打ちに鎮座するのは、半分くらい中年のオッサンであるはずなのですよ。
おかしくない?
本当なら私のオフィスで先輩として一緒に働いていたであろう女性に会うたびに、レールから一度降りたら、リバイバルさせる気がない社会なのだな、と、つくづく思うのでござる。
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