VERYおじさんのレビューは今月も健在
→VERY (ヴェリィ) 2020年 01月号 [雑誌]
当ブログのなぜか人気コーナー「仮想敵国VERY」。
ここしばらく、レポートしておりません。
仮想敵国VERY カテゴリーの記事一覧 - 半熟ババァ-雲の彼方に?-庶民の日常記
私が忙しいという理由もあるのですが…
いやでも、忙しくたってさ、
「このおかしさを!
素っ頓狂さを!
世に知らしめねばなるまい!!」
という気力が振り絞れるような誌面であったならば、やっぱりレポートするのですよ。
それをしないということは、
あんまりレポートする価値がない
↑
皆様にも美容室で読んで笑い転げるようなメリットがない
ということです。
我々はVERYに、浮世離れした非常識雑誌であることを望んでいるわけですよ。
そうじゃないなら、何にも面白くない。
よく言えば「牙を抜かれた」、適切に表現するなら「世間の目を気にして無難を求めた結果、一般大衆化」てな感じです。
一般大衆向けの女性誌なら他にもゴマンとあるわけで、VERYがちょっとすまして「ほかの雑誌とは違うから(VERY妻はよその女とは違うから)」といったところで、差別化が図られていないように感じます。
過去は「悪い意味で一目置かれていたVERY妻」。
駄菓子菓子、現時点においては「一般大衆の中にチョット変な人がいるね」どまり!
パンチに欠ける!
SPAで揶揄されてたくらいが面白さの絶頂だったのでは。
SPA! 2014年6月10日号2014年6月10日号【電子書籍】
「VERY妻に人気の車は?」
という世相を表す自動車メーカーとのコラボ記事広告においても、どうにもぱっとしない。
一般大衆として無難な国産人気Mクラスミニバンや軽自動車が出てくることもそうなのですが、その使い方にもVERY妻らしさが現れないことが問題!
ホントーにフツーの一般家庭じみた使われ方の誌面になっていて、がっかりでした。
エスティマVERYエディションをやってた頃なんかは、もっと馬鹿馬鹿しくも意味不明な「THE・VERY妻らしさ」を包み隠さずやっていたというのに!
昨今のぱっとしなさを編集部も自覚したのか、登場車種は一応変わりました。
軽自動車路線を辞めて、レクサスや外車という高級車路線に戻されました。
そうしてみたものの、肝心の他のページ…つまりVERYの誌面自体が「いかにもレクサスや輸入車を買わせそうなVERY妻」ではなくなってしまったので、ちぐはぐという意味で「おかしなこと」になっています。
一貫して頭のおかしい感じを出して欲しいのですよ、こちらとしては!
VERYの突っ込みどころがなくなってきつつあるため、武田砂鉄センセイの連載コラムも、「砂鉄センセイの単純にイイ話」のページとなってしまいました。
VERYが素っ頓狂にならない限り、美容室推薦図書には戻せません。
他の面白そうな雑誌を探そうかしらん。
求む、すっとんきょう雑誌!
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