いわゆる「はたらきざかり」という年代においての話。
親族にも友人にも、無職がけっこういる。
こう書くと、勤労の義務を果たしていないように感じちゃう人もいるかもしれないのですが、女の世界には男よりもたくさんの「雇止め」がゴロゴロあるのですよ。
んでその後、再就職したいという気持ちはあれど、結局無職でいるという。
これは、「ちゃんと続けられる仕事と給料の機会がない」という証であってさぁ。
私が高スキルだと思ってるような女性でも、再就職難ですからね…。
なんかもうそこまで冷遇なら、いっそ再スタートしたい子持ち女性だけの会社でも作っちゃったらどうなんだろうと思う。
そういう会社が今もあるにはあるけど、少ないのと、肝心の働きたい子持ち女性に認知されていない。
だから、死蔵されていくスキル持ちの元バリバリ労働者女性が後を絶たないではないですか。
あの人たちレベルの人間を育成するなんて、十年あっても足りないぞ…。
私の友人で、今仕事してない人というのは、お察しの通り、出産や、仕事と育児の両立や、小1の壁やなんやで仕事を辞めなくてはならなかったという人たちなんですけど。
もちろん彼女たちは、
「収入、大事。お金はすっごく大事」
ということを、本当によくわかっているわけですよ。
「働くのがひたすらイヤで、積極的にニートになりたい」
といっている人種ではないのです。
たとえば「求職中の子持ちの女性」の立場で求人を眺めていると、いやもう買いたたかれまくりです。
日曜の求人広告でもいいから、さらっと眺めてみてください。
まず、募集されている時間で働けない。
働ける時間があったとしても、最低時給からビタ1文上げていない。
んでこれが実際に面接とか行っても、
「子持ちかー、めんどくさいな」
と不採用になると。
(派遣会社に登録しても、紹介先企業から断られる)
友人らは昔から、私には到底理解できないような高度な言語(外国語とかプログラミング言語とか)を使いこなしていた人種なので、基本的に頭が良いんだと思います。
基本の頭の良さというのはすごく重要なので、職場に配属されればとても活躍するはずなのですが……
今までバリバリに働いていたスキルや優秀な頭脳を持ち合わせた彼女たちが、なぜこんなことに!?
と、毎度毎度、思っちゃうのです。
サンタさんへ。
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