一般的に、
新入社員の3年間での離職率って、
大卒で3割
高卒で4割
なのだそうです。
(高校生の就職活動は大学生のそれと大きく違って、闇があって、それが問題なのですと。
なんでも、高校生の就職活動はほぼ「指定校推薦入学」みたいなもので、就職活動は「指定校推薦入社」で枠を埋めるために強引な割り当てもあるのですと)
んでね。
仕事の都合により、学生さんとか、新入社員といった若人のみなさんとも関わる機会がときどきあるのですけれど…
離職率5割
しかも3ヶ月以内
というみなさまとお会いする機会がありました。
就職されたご本人たちは、それを知ってるか知らないか、わからぬのですが…
私はその新入社員の皆さまと接するに際して、
「3ヶ月以内に半分以上やめる会社の子たちが相手だぞ~お♪」
と教えられてしまったのです(爆)。
たまたま去年そうだった、ではなく、毎年のことで「そういうもの」だそうです。
(´Д`;)
実際にコミュニケーションをとってみて、いろいろと、思うところはありました。
研修をやっていると、その年ごとの特色とか、地域の特色とか、あるんですけど、なんといいますか、この3ヶ月離職率5割の業界(業種)の特色スゲェなと思いました。
前情報がなければ、
「この新入社員の皆さんは、この先、社会人としてうまくやっていけるのだろうか?」
と心配になっていたところですが、
3ヶ月離職率5割と知ってしまうと、
「納得」
の一言に尽きます。
私らのような部外者が心配しても、もうどうしようもなくて。
部外者による勝手な感想としては、
入社してからの企業側の教育ではなくて、
募集の段階からの条件やなんやで、
そういう傾向の子が集まったんだろうな、と。
たとえば「10人の新入社員がいて、1人だけキャピキャピした子がいる」、とかいう個性の問題じゃないんですよ。
こういっちゃなんですが、100人単位で総崩れ的な?
(´ー`)
どうしてこうなるのか。
何をしても、そういう若者は必ずこのくらいの割合で発生するのか。
それとも、教育が悪かったのか。
…私は後者だと思います。
いくらなんでも、多すぎる。
私も、学校教育の範囲内で、労働について学んだ記憶がありません。
なので、それを「自主的に身につけろ」ということになると、「身につかけられない子」がこれだけ大量にでるのだと思います。
学校教育で人材を磨くこと、もっとやってもいいんじゃなかろうか。
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