サラリーマンが給料で買える時計
一昔、二昔前。
ざっくり20年前。
サラリーマンが小遣いをためて買えるちょっといい時計といえば、オメガのスピードマスター・プロフェッショナルが人気でした。
オメガ スピードマスターは、アポロ11号が月へ行った時に宇宙飛行士が使っていた時計として有名。
当時、売れ筋モデルの実勢価格が、20万円〜30万円くらい。
同世代の皆さま。
今、スピードマスターがいくらかご存知ですか?
オメガ スピードマスター、シーマスターの価格推移
当時の感覚で販売価格20万円のモデルは、現在定価107万円。
ジャックロード価格でも、コレです↓
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ちなみに、30万円くらいだったモデルは定価140万円。
円安や消費税率の変化はあったにせよ、30万円 → 140万円て、どうよ。
シーマスターももちろん値上がり幅が激しくて。
20万円ほどで買えたモデルが今や90万円です。
「買ってよかった2023」ならぬ「買っといてよかったと痛感2023年」です。
レディースのシーマスターは100万円
レディースのシーマスターのラインアップは、宝飾品嗜好が強くなりました。
アクアテラばかりです。
現在の定価はビックリ、100万円。
メンズのエントリーモデルを凌駕する価格です。
ベティロード価格でもコレよ……。
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自動車の価格も上がったけれど、すごいな、時計の価格推移は
ちなみに、軽自動車スズキ・アルトの一番安いグレードは
61万円 → 106万円
という推移です。
定価で倍までは、いっていません。
1.7倍くらい。
時計はオーバーホールして長く使いましょう
普通のサラリーマンでは、給料でオメガを買えない時代になりました。
日本はこれからどんどん貧乏人の国になっていくので、さらに手に入らなくなりますね。
駄菓子菓子。
スズキの軽自動車と違って、オメガの時計はオーバーホールして何十年も使うことができます。
50年はザラですし、100年くらいいけるのでは?
(飽きずに続ければ)
iPhoneに至っては、5年も持てばバンザイという耐用年数なのですから、やはり時計は長持ちなのです。
ちなみに、iPhoneで宇宙(距離100km程度)から成層圏の写真を撮っていた方もいますけど、スピードマスターは距離38万kmの月に行っています。
ドヤァァァ。