ネット上での誹謗中傷から訴訟に発展した結果、やっていたのは支払い能力のない中高年男性ばかりだったと判明し…
感染症専門医の忽那賢志先生という方が、ネット上での誹謗中傷を受けて訴訟をしていたそうなのです。
で、今週その裁判の結果がでたと。
多数の誹謗中傷があり、訴えられた側は厳選された状態で50名。
……とのことでしたが、「大多数が無職・生活保護・精神疾患で支払い能力のない中高年男性だったことが判明」という一文を読んで
うわあ(´д`;)
となりました。
そりゃさ、ネット上で嫌がらせをしてくる人間なんてロクなもんじゃないことは察せられはしますよ。
駄菓子菓子、実際に「大多数が無職・生活保護・精神疾患で支払い能力のない中高年男性だったことが判明」と発表されると、「無職・生活保護・精神疾患で支払い能力のない中高年男性、こんなに大量に集まってなにやってんの?」と、げんなりします。
クソリピストというパワーワード
この一連の訴訟問題は連載記事化されています。
ここで、クソリプをする人が「クソリピスト」と呼ばれていました。
クソリプライヤーでなく、クソリピスト。
おお〜、「クソリピスト」。
語呂が良いですね!
ある日クソリピストがやってきたら
クソリピストの方々は、常時クソリプを発揮するために心血注いでらっしゃいますから、今この時点でもどこに群がってくるかわかりません。
著名人ではない、個人のSNSにも現れると思いますよ……。
そういうときには「無視するのがいい」という考え方もあり、よしんば私もそういう場面に遭遇したらスルー対応とします。
でもね、大量の誹謗中傷が発生して、大多数が無職・生活保護・精神疾患で支払い能力のない中高年男性というのが現代社会なのですよ。
もちろん、する側・される側ともに男性とは限りません。
当事者が女性ということだってもちろんあります。
ともかく、大多数が無職・生活保護・精神疾患で支払い能力のない中高年。
ううーーん。
事実として日本には、大勢の無職・生活保護・精神疾患で支払い能力のない中高年がいるのです。
ここにはバブル崩壊や就職氷河期のような「政策の失敗」というべき層がどどんと含まれていて。
一瞬、日本バージョンのフランス革命とアラブの春が頭をよぎりましたが、現代の日本人は陰湿で行動力がないので「ネット上での誹謗中傷」にとどまっているのではないかと。
実は世の中って十分に荒れている。対策が必要
こういうことへの対応策って、社会的なサポート体制をもってしっかりやってほしいと思うじゃないですか。
でもそんなん、スピーディに的確に提供された例がありません。
たとえば、職業訓練&再就職支援って、しっかりやられてる感じしますか?
精神疾患への適切な治療やケアは?
全然ないですよねー。
「社会的に孤立しないよう、地域コミュニティや支援団体が……」といっても、誰がやんの?
こっちも余力なんてないんですけど。
せめて、今の子供達には大人になる前から、ネットリテラシー教育をしっかり受けてほしいわけです。
が、彼ら、iPadで好き放題です。
結局「各家庭で教育してください」なんていうものだから、学校教育という素晴らしいシステムに乗れず、一律に効果が出ない。
長い目で見た防犯のために、ネットリテラシーは「義務教育」で是非!と思います。