ヘッドホン 君があてれば ホッペホン。
しばしば耳にする
「北欧が好き」
「北欧風住宅」
「北欧インテリア」
というものが、いまだによくわかりません。
一体なんなの?
「ムーミンが好き」
→わかる。すごくよくわかる。
「マリメッコが好き」
→わかる。
「IKEAの家具が好き」
→わかる。
「北欧風の注文住宅で素敵なインテリア」
→わからない。
これが難しい。
だって、その北欧風のステキな注文住宅には、ムーミン住んでないし、マリメッコのクッションではないし、IKEAの家具というわけでもないのですよ。
「北欧インテリア好きの自称ミニマリスト」の家とか、まさにそんな感じ。
ムーミンなし!
マリメッコなし!
IKEAかなんだかよくわからない!
「北欧なのに、ムーミンがいない」という時点で、私の思考回路はもう周回遅れなのに、なにこの仕打ち…。
さすがに「北欧」=「和風ではない」というくらいはわかるのですが、「洋風」と何が違うの!?
誰か…
誰かわかりやすく教えてください…。
北欧といえばさー。
超時空福祉国家スウェーデンは、給料の半分が税金で持って行かれるそうですね!
そんなスウェーデンは女性の社会進出というか男女平等という観点でも、進んでいると有名な国です。
どうしてそうなったのかという理由としては、
・大戦でボコられていない
・もともと工業が中心のお国柄で、昔から女性がそこで労働力していた
が挙げられております。
へーなるほど、工業国の労働の担い手として、女性。
フランスが移民を労働力として大いに受け入れてたのとはまた事情が違いますね。
一方の日本は、
・第二次世界大戦でボロボロ
・戦後も農業社会で、国民の半数が農民だった
ということで、だいぶ違う歩みをたどったのかなーと。
「日本の女は、手に職がない」と常々思います。
日本の女性は、農業から撤退するとともに専業主婦として無職になだれ込み、家電の進歩による家事労働からの解放と共にママ友ランチ会に興じてしまったという体たらく。
不況で家計が圧迫されてあわてて働き始めても、「手に職なしが当たり前」。
現在進行形で働いている日本の女だって、過半数は、
「そのうち辞めるだろうから、あいつらの手に職は必要ない」
という風に扱われながら、現在もしぶとく働き続けているだけですよ。
北欧・スウェーデンの女性はきっと違いますね。
…だから北欧が人気なの?
北欧へのリスペクト??
駄菓子菓子!
「自称・北欧好き」には、現実の見えてない「ママ友ランチ会構成員」や「Mart主婦」が散見されるのも事実。
なぜ北欧なのか?
北欧とはなんなのか?
謎は深まるばかりです。