夫がキッチンカウンターで「元嫁が」と言い出した。
長女と次女が、がっつりと聞いている。
おう。
キミは子どもの前で封印し続けてきた元嫁の話題を、大磯ロングビーチの芸能人水泳大会のようにポロリと出すのか。
「モトヨメってなに!?」
「もしかしてパパはサイコンなの!?」
子どもたちの詰問が始まった。
「パパには奥さんが2人いるの!?」
「じゃあママはダンナさんが何人いるの!?」
ほ〜らほら、飛び火してきたぞー。
どっちも再婚だよ。
「「ギョエェェェェーーー」」
泣き出す子どもたち。
そう、我々夫婦はお互い再婚なのです。
とはいっても、お互い子どもがいないまま再婚して、子どもらも私と夫の間の産物なので、話は盛り上がりません。
参考にならないことをお詫び申し上げます。
娘の顔なんか、まんま夫のコピペ。
義実家のDNAが強すぎる。
それなのに鼻息を荒くした子どもらが
「パパの本当の子どもじゃないんだ」
「再婚の人の子どもなんか嫌だ」
などというのです。
鏡を見なさい。
キミたちは過剰なまでにパパに似過ぎです。
わかっていながらも、一卵性双生児のくせに「異母兄弟云々」とのたもうてきましたからね…。
ちょっとしたエンターテイメント気分なんでしょう…。
子どもら、数分後にはこの話題をケロッと忘れて遊んでおりましたので、衝撃は小さかったようです。
いかんせん、子にまつわるドラマ要素がないので、つまらない。
彼女たちにとっては、浴槽に花王のバブ「森の香り」を入れてもらえることのほうが、よっぽど重要なのです。
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今週のお題「お風呂での過ごし方」