県庁方面への出張ついでに中華街でランチを食べました。
良い思い出ができたので、ちょっと聞いてほしいです。
人からお勧めされた「お目当てのお店」へ行ったのですが、大行列。開店時間前なのに。
待つほどの時間的余裕はなかったので、泣きながら撤退しました。
(書類持って帰らなきゃならなかった…)
駄菓子菓子、ここは中華街。
めし処は豊富ですから、うまそうな店を見つけて直感で入ったらいい店だったのでげす!
お目当てはアヒル(ダック)が提供される店だったため、かわりの店もアヒルがいい。
そう思いカツカツ歩いていると、早速アヒルみあふるる店舗を発見できました。
飴色のアヒル(北京ダック)がガラス張りの厨房にズラズラと吊るされているんですね。
看板には「コースは2名様〜」と書かれていましたが、「1人で1,480円のコース料理を食べたい」と申し出たところ、呼び込みのおじさんは「どうぞ(ニッコリ)」と快く入店させてくれました。
おお、グレイト!!平日だから特別にokしてくれたのだな!!
本来であれば「2名様〜」にもかかわらず、高待遇。
入店時に、そのガラス張りの厨房から、飴色にあがった北京ダックを北京コックがつかんで見せてきました。
パフォーマンス、パネェな、北京コック!
着席・手洗い・オーダーしてウキウキしていると、次に入ってきたピンの男性客も
「1,480円のコースください」
と注文するんですよ。
何という幸運。
来店客が次々と1,480円のコースを注文するのだから、店としても「ソーシャルをディスタンスしたお連れ様」程度の工数で済んでいます。
私も、ピンの男性客も、お店も、win-winならぬ、winの三重結合状態です。
大型ディスプレイからキューピー3分クッキングが放映される中、次々と料理が運ばれてきて、店も手際が良すぎて、キューピー3分クッキングがジャストBGM-background music-です。
一番楽しみにしていた北京ダックは、坊主頭の若い北京コックが、北京ダックの乗ったワゴンをガラガラ押して席まで来てくれました。
ありがとう、北京ダック&坊主北京コック。北京うめえわ。
チャーハンとか、鉄鍋の中を溶岩のように沸騰するマーボー豆腐とか、いろいろ出ましたよ。
いやー、中華街のマーボーはたいてい辛い、というか「濃い」ですね。味が濃い、刺激が強すぎる。
日本のマボー豆腐は、豆腐がまだ自我を保っています。
この店に限らず、中華街は豆腐のアイデンティティを強奪しがちですね。(だがそれがいい)
よしんば私が豆腐だったとしたら、出荷先が横浜中華街とわかった時点で絶望しかないですけど。
「いやだー!俺は冷奴とかに使われたいー!!」って、抵抗します。
食べ放題コースのお客向けに、他にも豪華スイーツが多数用意されていたのを見て、「食べ放題にすればよかったかナァ」と思いつつ、1,480円のコースですごくお腹いっぱいになっているのでそこまでしなくてよかったんじゃないかと我に返りました。
しかもこの1,480円は、消費税込みなのです。tax-in、すばらしい。
最後に…
中華街から一番近いバイクの一時駐輪場は、料金所がすっごい遠いです。
市場通りの交差点付近から、MEGAドンキの手前まで、片道500〜600m歩きます。
ナニコレ。
さいしょからMEGAドンキ目指して走ればよかったです。
また中華街に行けたら、北京ダックとデザートをしこたま食べたいです。
今週のお題「買ってよかった2022」