親の墓について
父親が亡くなりましたのが2021年。
世間はコロナであったため、コロナじゃない死に方をしてもなにかと「簡略化」な葬儀となりました。
この質素な葬式が、家族の負担として「ちょうどいい規模」なのではないかという気がします。
で、墓の話です。
四角くて、小さくて、雑草が生えないタイプの墓が人気である
すまぬ、墓に行ったのに、写真を取ってくるのを忘れた。
ともかく、墓が、四角くて、小さくて、面積ピッチリにはめ込むから雑草が生えないタイプなのです。
よく東日本大地震の被害ふりかえりで、墓地の墓石がズドドンと倒れてしまっている映像が出てくるではないですか。
ああいうことになりにくい、高さを抑えた、良い設計のやつです。
似たような墓の写真がないかと思って探したけれど、犬のが出てきちゃいました。
重ねて申し訳ない。
墓は、デカくてゴージャスなものより、こじんまりとしたもののほうがいい
このこじんまりとした墓、多分、父はあの世で「おお、いいじゃない」と思っているはずです。
故人の性格。
- 新しくて変わったものに興味がある
- 実用品や何かに使えそうなものが好き
- オブジェにお金を使うのが嫌い
- 外観にこだわりがない
よしんば、故人がギンギラギンにど派手でウワーーってモノが好きだったら、墓が大変でしたね。
「墓は立派じゃないと!」というタイプの人だと、亡くなったあとに家族が「故人の遺志を尊重するか否か」でストレスを感じるのではないでしょうか……。
こんな超絶広々モノリスセットをリクエストされてしまったら、この辺りじゃ区画が確保できません。
墓にゴージャスを求められなくて、本当に良かったです。
私が死んだときは?
棺桶に入れてほしいものはいっぱいあるんですけど(ポップコーンの種と湖池屋のり塩はマスト)、墓はどうでもいいかなー。
共同で骨を放り込んでおくところで、いいですよ。