今週のお題「マイ流行語」
「子連れ様」というパワーワード
私の中で、今年すごかったなと思うのは「子連れ様」です。
「乳幼児は目障りだ」と感じる方が「スープストックトーキョー事件」などに使っていたワードです。
駄菓子菓子、実際に富裕層のお子様連れに遭遇すると、
「子連れ様パネェな」
と「様」をつけて畏怖してしまうこともしばしば。
テディベアを抱っこした富裕層のお嬢さんは、
ぬいぐるみを雑巾にして床をお拭きになられます at 東京プリンスホテル。
もちろん土足エリアだよ。
子連れは貧乏ったらしく苦労してろというのが世論
さてここで「産後ケアホテル」なる文化について。
平たく言うと、産後の母親が楽に過ごせるようにしたホテルですね。
病院にも「まるでホテルのような超豪華プランがある産科」というのがあります。
助産院などで、産後ケアプランの用意があるところも。
率直な感想を述べますと、初めてこれらの存在を耳にしたときには
「私には無縁」
と思いました。
皇族や旧財閥系の方々が利用するならいざしらず、我々庶民がこんなものを利用するのはおかしなことであると。
子連れは貧乏ったらしく苦労してろというのが世論ですし、自分でも「世の中はそんなもんだ」くらいにとらえていました。
実際、私には産後ケアホテルなんぞは無縁だったのですが。
そんな産後ケアホテルが、ふるさと納税にあった
日本最大の産後ケアホテルをうたう「MomGarden」というところが湘南国際村の方にありまして、それが神奈川県横須賀市のふるさと納税メニューになっているのですよ。
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庶民といえど「誰かからもらえるなら行ける」わけですし、ふるさと納税のおいしいハンバーグを諦めてまで「産後ケアホテルに行きたい!」と強く願うならば、納税額次第で十分射程距離です。
※ただし、ホテル内で怒涛の格差を味わい、食堂でVERY妻たちにマウンティングされる可能性は考慮してください。
産後ケアホテルとは無縁だったが、出産直後は育児していない
私は当時、ガチで大学病院の循環器内科にある集中治療室にブチこまれていました(爆)。
いやはや、双子の出産に心臓が耐えられなかったのです。
元気な双子の新生児を預かって、直球で死にかけの私のかわりにお世話をしてくれた産科の看護師の皆様、本当にありがとうございました。
今は、産後ケアホテルの話を聞く度に、
「別の意味で無縁だったな」
と思います。
生きててよかった。