現在の男子向け性教育本を読んで、幻滅した
先日、こちらの本を拝読しました。
小学生女子向けの生理・性教育といった参考図書を探すにあたって、試しに男子用のものにも目を通そうという趣旨で。
幻滅です。
誠に残念なことですが、こんな本がまかり通っているような社会では、望まぬ妊娠は防げません。
実際に読んでいただくと、腹の底からグワァーーーッと怒りが込み上げてくるのが体感できるはず。
「緊急避妊薬をドラッグストアげ買えるようにしよう」とか言うよりも、もっともっと先に!
ただちに!!
やるべきことが山ほどあるだろうが〜〜〜〜ッッッ!!!
家事・育児と全く同じ構図です。
「社会は男中心に考えてられている」という中身を、こうして実際に書籍で知ることはとても大切ですね。
ノーを突きつけるために。
ただちにクソ男に厳罰を制定し、強い教育をすべき
こちら、今度読もうとしている本。
表紙と目次を見る限りではかなり期待できる内容です。 読後の感想は、届いてからまた後日。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
望まない妊娠による中絶を根本から問い直す28個の提言。目次抜粋
排卵はコントロールできないが、射精は違う/男性用避妊具は、驚くほど簡単に手に入る/男性はコンドームが嫌いだというのは、思い込みにすぎない/女性に避妊を期待しすぎている/男性が楽をできるなら、女性が苦しむのはしかたない?/望まない妊娠は、すべて男性に責任がある/ターゲットを男性に絞る必要がある/男性の行動に責任を持たせることは、女性を被害者にしない/男女間の力の差は、簡単に暴力に繋がる/女性は妊娠から途中退場できない/妊娠と出産は正しく語られていない/妊娠が罰になるべきではない/無責任な射精をする男性のリスクはゼロ
増税クソメガネと呼ばれた方も、増税クソメガネを打倒したい人も、こちらを読んでコメントしてはいかがでしょうか?
賛否両論で用途も、強く支持してくれる人が増えるはずです。
今週のお題「マイ流行語」
もとい、望まない妊娠だけでなく「病気」についてももっと強く啓発すべきでは?
私がティーンの頃というのは、ちょうど社会がエイズに対する理解を高めようとしていた時期だったのです。
エイズやその他の性病を予防するという観点で、テレビ・ラジオや本・雑誌、はたまた街頭キャンペーンで、活動が行われていました。
梅毒の罹患者が過去最悪ペースだともいわれる令和ですが、「病気を防ごう!」という活動がイマイチ見えてこない。
高校の保健体育の授業にさらっと書いてあるという情報をいただいたのですが、全然足りていないのではないでしょうか。
私は当時ラジオをよく聞いていたため、「奇跡の地球」を繰り返し聴いていたし、「AIDS エデュケーションリーダー」の活動もやっていました。
令和時代、adoは歌ってくれますか?
若者が多数利用するSNSコミュニケーションの中で、こういう活動がしっかりと行われていますか?
国のリーダーや影響力のある芸能人が保健衛生に言及すれば、世論は大きく反応しますよ。